日食や月食の写真を撮る時、望遠や広角、魚眼など3台くらいのカメラを使って同時並行で写したいので、どうしても複数のカメラが必要となります。2011年ころに最初に購入したCanonのE0S5DMarkⅡはその当時、とてもきれいな写りで、本当によく使いました。（今でも十分きれいだと思っています。）2015年頃、同時並行で写すためにもう1台必要になったとき、中古のE0S5DMarkⅡを購入しました。その当時もっと新しい機種の6Dの中古もあったのですが、忙しい撮影中に操作を間違わないように、あえて同じものにしました。

でも、そろそろいろいろと進化している新しいカメラの世界も知りたいことから、終了にすることを決心し、中古で購入した方を中古カメラ屋さんにもっていきました。

買取り価格はわずかですが、それは今後のカメラ備品を買うために取っておくことにします。とにかく、誰か必要な方に大切に使ってもらえることを願って、本当に寂しかったのですがおわかれしてきました。このカメラは、日食撮影では5回海外で使いました。国内の月食でも使っていたと思います。

2017年、アメリカの皆既日食で魚眼で連続食分撮影を試したとき、このカメラを使いました。

2019年、チリの時も。

3段階のブラケットしかできないので、露出の設定は慎重に考えました。
もう1台のEOS5DMarkⅡは天体用に改造しましたが、ちょっと不調な時もあるのでいつまで使えるか・・。

もうちょっといろいろと整理したほうがよいカメラもあるのですが、物を手放すのがさびしくて、使わないのにため込んでしまう自分の性分も困ったものです。