黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20200507

連休は、毎日、庭のアブラムシ撮影。

コロナで外出自粛と言われ続けていると、いつの間にか、外出したい気分にならなくなり、この連休中は、家でできるマクロ撮影や望遠鏡に慣れるための練習をしました。

 

5月3日。庭のアブラムシ撮影。

5D4+MPE65(マクロツインライト)を使い、三脚に微動雲台とマクロスライダーを付けて、微調整をできるようにして撮影。

ピントの合った写真を撮ることを目標としました。

 

(良い点)ピント合わせが丁寧にできる。シャッター速度を上げたり、かなり絞ることができる。

(問題点)三脚を使うと、構図が限られる、マクロツインライトが植物の葉にぶつかって扱いにくい、ライトの効果的な使い方が、わからない。

 

ついでにアリ。手持ちで。

 

 

5月4日。OMD+マクロ60ミリ、手持ちで撮影。付属のフラッシュ使用。

 

上の写真の2倍デジタルテレコン使用時。

 

(良い点)カメラが軽いので疲れない。構図が自由に決められる。

(問題点)付属のフラッシュでは、シャッタースピードが上げられず、ぶれやすい。OMDのカメラ内深度合成やフォーカスブラケット機能は、暗くて使えず。さらにライトが必要。

 

ついでに、飛んできたチョウ。

 

5月5日。まったくの手持ち撮影は、ピント合わせが難しい、しっかり三脚に固定するのは構図が制限されることから、JOBYという三脚を補助的に使って写してみることに。

 

JOBYは三脚の足がくねくね曲げられます。椅子に座って自分の膝に固定して、かがむ姿勢になってカメラを構えて写してみました。

 

OMD(付属のフラッシュ)+MPE65を使用。2倍デジタルテレコン。アブラムシのこどもは、1ミリもない大きさです。

 

後ろ向きのアブラムシ。2倍デジタルテレコン。

 

 

 

2倍デジタルテレコンで写したものをトリミング。

 

(良い点)JOBYによって、ある程度、いろいろな構図で写すことが可能。ピント合わせはそれでも難しいが、手持ちよりはずっと安定し、手軽。

(問題点)OMDの付属フラッシュは、倍率を上げたときには明るさが不十分。

 

●3日間を通して、思ったこと、今後のチャレンジしたいこと。

 

・アブラムシのような小さい昆虫では、フルサイズとマイクロフォーサーズを比較して、画質の差を感じない。

ピントが合って、ブレがないことが大切。

・じっくり観察して、アブラムシのチャーミングなシーンを狙いたい。

・次回は、カメラに取り付ける照明用LEDライトを使って、深度合成やフォーカスブラケットが使える状況を整えて写したい。

 

ついでに、

5ミリくらいの昆虫がいました。カメムシのように見えるのですが、種類がわかりませんでした。

 

 

 

 

 

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“連休は、毎日、庭のアブラムシ撮影。” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    外出自粛のなか、いろいろ試されておられますね。
    そういった地道な積み重ねが、緊急事態宣言解除後に、きっと開花することでしょう。
    良い作品を楽しみにしております。
    アブラムシは大切な植物の樹液を吸うので、葉や茎が縮れて弱ってしまいます。
    余りに多いようなら駆除することも考えた方が良いかもしれませんね。

  2. kurosu より:

    外出自粛で、ここ数か月、いくつかの出かける計画をすべて諦めなくてはならなくなりましたが(台湾金環日食も)、そのかわりに、今まで、できなかったことを落ち着いてやってみるのに良い時間になりました。(昼は昆虫、夜はSX赤道儀とR200SSDGを使う練習を始めました。)
    開花するときが来るのかわかりませんが、まあ、継続して続けていきたいと思います。
    駆除は得意でないので、アブラムシが増えすぎないで、植物と共存してくれると良いのですが・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

月別アーカイブ