黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-
2020/ 05/ 09
やっと使い始めたSX赤道儀、反射望遠鏡。
赤道儀ビクセンSX(SHINX)と望遠鏡RSS200DGを、オーバーホールから戻ってきたまま、しばらく部屋の中に置いていました。この機材は、7年前に亡くなった父が使っていたものなのですが、せっかくだから私が使おうと思ったものの、大きい、重たい、自分で説明書を読んで使い方がわかるようになるのか?パーツがそろっているのか?等が心配で、使えるようになりたいとは思っていましたが、先延ばしにしていました。
ずっと外出自粛のため、この機会に練習してみることに。
5月3日。
まず、庭で組み立ててみました。この時は、全体の組み立てと、動作の確認、接眼レンズをつけて景色を見る練習。接眼部のパーツの組み合わせ方も分かりました。意外とシンプル。
ファインダーを合わせようと試みましたが、この場所からは20メートル以上離れた遠景はわずかしか見えないため、狭いベランダに移動。
その日の夜。だいたい北に向けて設置、極軸合わせはしていません。
カメラの取り付け方も分かりました。基本、BORGと同じような形のパーツ、組み合わせかたなので、心配していたほど困難なことはありませんでした。
まず、20ミリアイピースを付けて観望しましたが、望遠鏡を通して、肉眼で見る月は本当に美しい・・。
5D2で撮影してみました。Psで調整。
5月4日。
7ミリアイピース、5D2で撮影。Psで調整。
5月7日。
動画撮影。5D4 アイピース20ミリ。
5月9日。
直焦点撮影。パーツの組み合わせに少し迷いましたが解決。
5D4。
とりあえず、不足しているパーツもなく、大体の使い方はわかりました。
でも、何日かやりながら、いろいろなことに躓いています。
●躓いている事
①ファインダー合わせが難しい。
②極軸望遠鏡をのぞいても何も見えない。対物レンズ側の覗き穴から見たら、金属の棒があり、ふさがれている。
→メーカーに聞いて、解決。
③スターブックの自動導入後の微調整が慣れない。
とにかく何度も使って操作に慣れていくしかないような事なので、こまめに使うようにしたいと思います。
●次にやること
極軸望遠鏡が使えるか確認する。きちっと合わせてから自動導入をする。
●その後にやりたいこと
土星と木星をアイピースで拡大して観望、撮影。
まずは、ここまでを目標にしたいと思います。
プロフィール
●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)
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パチパチパチ、ブラボー!
さすが!素晴らしいです。
あの重いSXとR200SSを設置されて、こうやって月の撮影をされるんですもの。
凄いです。
200mmの口径は私が天体を始めた40年くらい前(古すぎてすみません)は、観測所やドームにしかない憧れの大きさです。
時代がすすみ、今はR200SSなど比較的入手しやすくなったのですが、200mmは今でも女性には大きい鏡筒ですよね。
この大きさともなると、集光力が大きいので月は眩しく感じ、メジャーな星雲星団も見えてきます。
せっかくなので楽しまれてください。
重い赤道儀、鏡筒なので、設置の際は落とさないように気を付けて下さいね。
腰なども傷めないように。
eclさんのおかげでここまできました。
天体望遠鏡は、憧れはあっても、一から始めるのは勇気が必要ですね。
父も初めての望遠鏡に、いろいろうまくいかないことにぶつかり、その都度試行錯誤したり、メーカーに聞いたり、観望時の寒さなど、たいへんな思いをしていましたが、上手くいった時にはすごく喜んで、撮った写真を送ってきました。
R200SSは、1回目の望遠鏡の性能に限界を感じて、2回目に購入したものなので、初めて使う私には大きく、最初、戸惑ってしまいましたが、(大きいと難しい感じがしてしまいました。)大きいほうが迫力があって良いですね。
肩に担ぐようにして赤道儀に載せていますが、望遠鏡ごとひっくり返らないように気を付けます。
次の関門の極軸望遠鏡の扱いが乗り越えられるかがどうか不安もありますが、焦らず観望を楽しみながら進めていければと思っています。