黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20170412

赤道儀を使っての太陽撮影練習

今日は、温かくてとても良い天気。次々と春の花も咲いてくるので公園でも散歩してみたい気分でした。でも、前から決めていたやるべき事があります。日食の撮影のための練習です。今日は赤道儀を使って追尾して写す練習に取り掛かりました。こんなに気持ちの良い天気なのに、クリニックの屋上のそっけない場所で。でもここは誰にも見られず、気が散らないのでちょうど良いです。

全く我流でやってみました。まずスマホのコンパスで赤道儀の向きを北に合わせ、角度はSWATなのでそのままにしてBORGを装着しました。テレコンを付けて、カメラはkissx6iなので35㎜換算1344㎜。初心者には非常に難易度の高い撮影です。とにかく太陽にレンズを向けても、こんな狭い画角ではいろいろ微調整しても写野に入ってくれません。そんな事を1~2時間やって、もう嫌になりました。隣に別の三脚を立て100㎜のレンズを付けて太陽を真ん中に合わせ、そのレンズの向きと平行になるようにしてみました。それでも太陽は写野にかすりもしませんでした。もうひと粘りしたところ、ちょっと入ったので、このまま頑張ることにしました。主人がお弁当を買ってきてくれたので、ひと休みして、また練習を再開。

 

時々曇ったりしました。4分弱追尾、気になるほどずれませんでした。下が4分弱後。

雲がない時の太陽はこんな感じで、今日はのっぺらぼう。

太陽が写野に入ってしまえば何とかなりそう、あとは微調整で。でも最初に太陽を手早く写野に入れる良い方法はないものだろうか・・。この練習は繰り返し、繰り返し行わなくてはならないと思いました。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“赤道儀を使っての太陽撮影練習” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    2時間も導入の練習をされたのですか?
    上を見上げて、体制も厳しいでしょうし、ほんとうにお疲れ様でした。
    もしかしたらファインダーが有った方が便利かもしれません。
    勿論、それにもソーラーフィルターをお忘れなく。
    私は、望遠鏡の影を利用しています。
    望遠鏡は筒状なので太陽方向に向けると丸い影ができます。
    そこにカメラの影が追加されるので、少しわかり辛いですが、けっこう良い感じに太陽に向いてくれます。
    次回に試されてください。
    でもファインダーが良いかな~?
    日食中の太陽も拡大で見ることできるし、もし、望遠鏡が動いてしまっても、素早く復帰できるし。

  2. kurosu より:

    対策を教えていただきありがとうございます。
    まず、望遠鏡の丸い影を目印にする方法からやってみます。コツをつかむまで大変そうですが、
    いかに速やかに太陽を導入できるかが今の一番の大きな課題になりました。上達して良い報告ができるよう、引き続き頑張ってみます。

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