黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20171002

日本美容外科学会総会 @札幌

9月27日~29日まで、学会で札幌に行ってきました。木、金と学会なので水曜日の午後に札幌に到着。目的は学会とは言っても、少しは自由な時間があるので簡単な観光も考えていました。一人なのでちょっと寂しいのですが。

 

新千歳空港に着陸。

着いた当日はジンギスカンを食べる予定にしていました。ガボン会のS様おすすめの”いただきます”というお店です。方向音痴の私は、最初からタクシーで行けばよかったのに、歩いて探したのでなかなか見つかりませんでしたが、何とかたどり着くことができました。

ここのジンギスカンは羊の独特の臭みが全くなく、脂も重くなく、とても美味しかったです。北海道でもジンギスカンのお肉のほとんどは輸入ですが、ここは直営牧場のサフォーク種という最高品質の羊を使っているそうです。私の実家の帯広ではジンギスカンは、たれに付け込んであるものを焼きますが、ここは焼いてからたれに付ける方式なので、鮮度の良さがわかります。

2日目は、朝9時から夕方5時まで学会場(京王プラザホテル)でいろいろな発表や講演をしっかり聞いて勉強してきました。

ずっと座って話を聞くのでけっこう疲れます。終わってから歩いてホテルに帰ることにしました。途中大通り公園を通りました。札幌に行ったのは久しぶりでしたが、広々として清潔感があり、きれいな街並み、空気も澄んでいます。夕方になるとややひんやり、気温も14度くらいですっかり秋でした。

 

大通り公園 花壇がきれいでした。

時計台も外から見てきました。ビルの壁あった大きな時計が目についたので写しました。

この日は疲れたので、夕食はホテルの近くにあったラーメン屋さんに行きました。味噌ラーメンです。北海道らしい麺で美味しくいただきました。

学会2日目、8時くらいに学会場に行き、ホテルの売店でお土産を買ったりして、9時から学会に参加。午後に少し空き時間があるのでランチョンセミナーのお弁当は食べずに聴講だけして、その後六花亭の喫茶店に行きました。ここでランチです。ホットケーキに焼きたてのマロンパイ、とても美味しかったです。

2時半に学会場に戻ればよいので、その後北海道大学植物園に行きました。学会場のすぐそばです。明治19年に開園したそうで、札幌の原始の姿を今に伝える貴重な場所です。中に入ると、過去にタイムスリップしたような、別世界に来たような感覚になりました。

レトロな建物の博物館に入りました。

建物やガラスケースは重要文化財に指定されているそうです。大きなヒグマや絶滅してしまった世界で唯一のエゾオオカミの剥製がありました。

最も印象的だったのは、南極観測で活躍した樺太犬のタロの剥製です。まっすぐ上を向いてとても良い表情をしていました。

林の道はとても素敵です。時計を見ながら急いで園内を歩きました。

バラ園がありました。生き生きとした白い美しいバラ。他にも今の季節の花が咲いていました。

ある花にいろいろと昆虫が群がっていました。なかなかすばしっこくて普段写すのが難しいクジャクチョウを撮ることができました。

そろそろ戻らないと・・でももうちょっと居たいな・・と思っていたら、15センチはある大きな松かさがばさっと落ちてきて危うくぶつかる所でした。すると、間もなくリスがするするっと木から駆け降りてきました。

この松かさを触ってみたら、松ヤニが手に付いて、べとべとしてちょっと困ってしまいました。

急いで学会場に戻り、午後の講演も最後まできちっと聞いてきました。終わってから、急いで札幌駅へ。ここにも素敵な時計が壁にありました。

新千歳空港へは電車で40分かかるので、札幌が遠く感じます。20時35分の飛行機で帰り、22時50分の宇都宮行バスに間に合うかどうかはらはらしましたが、間に合って1時ごろ宇都宮に着きました。学会も観光も両立できて充実した3日間でしたが疲れました。これから学会で学んだことを整理しないとと思っています。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

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