黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20160214

惣誉酒造 見学①

2月10日、主人の同級生が経営している、市貝町にある酒造工場の見学に行ってきました。まず、社長さんが日本酒の作り方の説明をしてくださいました。日本酒には、速醸法と生づくりという2つの製法があるそうです。速醸法は乳酸菌を添加し、雑菌の繁殖を抑えるため、効率的にお酒を造ることができるそうです。一方、生酛づくりは、乳酸菌を入れることを知らなかった時代の製法で、自然に乳酸菌が増えるのを待つので、その過程で、「蒸した米、麹、水」をすりつぶして粥上にする工程があり、職人がつきっきりで、昼も夜もその作業に当たり、温度管理や長年の経験も必要となり、大変な手間がかかるそうです。現在は9割以上のお酒が速醸法でつくられているそうですが、社長さんによると、昔ながらの生づくりで造ったお酒は、深みや複雑な味わいがあるため、づくりを続けているそうです。
 

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

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