黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20161219

戦場ヶ原にプチ遠征

ステラナビをみたら、昨日は18時前~20時過ぎまで天の川が見えることになっていました。その時間帯なら疲れずに星空撮影ができそうなので、ドライブついでに奥日光に行きました。いろは坂手前は、まだ明るいです。16時50分頃。

奥日光は、路面は所々、アイスバーン。最近、新しいスタットレスタイヤに交換したばかりなので安心。最初、半月峠方面に向かいましたが、冬季は道路は閉鎖とのことで、いつもの戦場ヶ原へ。湯ノ湖にも行きましたが、温泉旅館がいくつもあり、外灯が明るいため、いつもの三本松園地に戻りました。肝心の空ですが、あまり良くありません。北~西方向だけ雲がない感じ。とりあえずカシオペアと北極星は見えていたので、ポタ赤は使える。良かったという事で、セッティングを始めました。気温は1℃。

肉眼で天の川はわかりますが、なんとなく澄んだ感じの空ではありませんでした。

 

金星が沈みかけていました。

西方向に、天の川とはくちょう座、こと座のベガが輝いていました。

縦方向に天の川をうつしました。地面は凍って、つるつるして危ない。

すっかり、木の葉も散って、枝がうねうねして、寒々しいけれど、こういう感じも好きだったりします。

フリース、ダウンジャケット、ゴアテックスの3枚重ね着で、さすがに、風は通さず体は温かいのですが、足元の対策不十分で寒かった。曇ってきたのと、主人も仕事で呼ばれ帰らなければならなくなったので、1時間くらいで終了にしました。帰りのいろは坂は、ものすごいうねうね道ですが、オリオン座がすごい迫力で見えました。危ないけれど、ちょっと車を止めてもらって、窓から手持ちで撮影。ISO6400、F1.4 1秒といっぱいいっぱいな設定です。

今回は、すべてLEEのソフトフィルター№1をレンズのマウント側につけて、写しました。ちょうど大きい星が強調され、細かい星も写り、この日の星には、ちょうど良い感じと思いました。マンフロットのおかげで極軸合わせは楽になりました。天気がすっきりしなくても、家のベランダと違ってたくさん星が写るので、奥日光に行くとやはり楽しいです。

 

ただ、今回は大変なミスをしてしまいました。三脚にカメラがきちっと付いていなかったようで、1メートル位の髙さから落としてしまいました。レンズもカメラも壊れてしまうのでは!!大ショックでしたが、レンズプロテクターが変形しヒビが入っただけで済みました。本当に良かった。もう使えないレンズプロテクターですが、カメラとレンズを守ってくれたので、大切に保管しようと思います。丁寧に作業を行う事と、足元を温かくする事が次の課題です。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“戦場ヶ原にプチ遠征” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    寒い中、戦場ヶ原への遠征撮影は大変だったことと思います。
    撮影中は動かないでいることを考えると、スキーへ行く時以上に防寒をしないといけないかもしれません。
    それにしてもどれもこれも良い星景写真ですね。
    拡大して閲覧できないのが残念。
    詳細なレポート有難うございます。
    やはり、戦場ヶ原は雪雲が流れ込むのでしょうね。
    新潟からの遠征は、まず近いところで群馬となりそうです。
    それから、少しずつ情報を集めてベストな場所を探そうということになりました。
    1月の新月期あたりを狙っています。
    ご予定が許しましたら、是非ご一緒に。

  2. kurosu より:

    そうなんです。写真撮影はあまり動かないので、寒いんです。なかなか絶好調な天気には恵まれませんが、その時その時の見どころに気付くことができればと思っています。この日は見えている星が少なかったので、北極星が探しやすかったかもしれません。まだ自信のない極軸設定・・。
    やはり遠征は近い所がいいですね。セッティングと長時間の撮影と寒さで大変な体力を使いますから。遠征にお誘いくださりありがとうございます。予定があえば、是非ご一緒させてください。

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