8月14日、帯広は朝から雨。1日中この天気ではつまらないので、天気概況で晴れになっている層雲峡に行くことにしました。15日の昼過ぎの飛行機で帰らなければならなかったのですが、層雲峡ならば1泊しても戻ってこられる距離なので、朝に旅館を予約。

朝、車で出発。三国峠で休憩。

アカツメクサが咲いていました。こまかい水滴が付いていてきれいでした。

クモが水滴を抱えているよう。水滴に車が写っています。

小さなハエと水滴を写そうとしばらく粘りました。マクロはピント合わせが難しい・・。

ただ、あまり夢中になってしまっては、目的の黒岳に行き着くことができないので、ほどほどに終了にしました。

三国峠のこのトンネルを過ぎると天気は良くなりました。

層雲峡、流星の滝。

着いて、まず食事をすることに。
旭川ラーメン（塩）と餃子です。北海道のなじみのある味で、おいしくいただきました。

北海道の餃子は、長ネギとお肉がしっかり練りこんであり、そういえば、こういう味だったかと懐かしい感じがしました。宇都宮の餃子とはまた違います。

その後、ロープウェイで黒岳にのぼることに。

雄大な景色を見ながら、7分くらいでロープウェイの黒岳駅に到着。

ここからリフトに乗り変えて、7合目まで行きました。ちょうどよいさわやかな気温です。

足元の高山植物の眺めながら、心地よい時間。足で触れることができそうなところもありました。

7合目ロッジからの眺め。

ここから黒岳カムイの森のみちを散策してみました。

300メートルくらい歩くと見晴らしの良い場所につきました。

滝が見えるとのこと。

あまりょうの滝、見つけました。たしかに龍のような形をしています。

リフト、ロープウェイで下りてきて、旅館にチェックイン。満室に近いのではないかと思いますが、混雑して不便ということはありませんでした。

夜は層雲峡の温泉街で、峡谷火まつりがあるとのことで見に行くことにしました。アイヌの踊り、唄、楽器の演奏、火を使ったダンスとすばらしいショーでした。

最後に5分間の花火。

小規模ですが、内容の充実したお祭りでした。

その後温泉に入ってゆっくり。夜は薄雲がありましたが天の川は見えていました。でもペルセウス流星群を撮影に行く体力はなく、寝ることに。

朝、駐車場に鹿がいました。ふつうにいるようですが、突然出くわすと、私もびっくり、鹿もびっくり。

宿泊した銀泉閣のバイキングの朝食です。7時に食べて、急いで帰る準備をしました。

ちょっと寄り道しながら、3時間くらいで帯広に帰ってきました。
実家の庭の昆虫や植物。

キアゲハ。

ユリとアリ。

実のなる植物もいろいろ育てています。

順調に午後の飛行機で羽田に戻りました。

急に行くことにした層雲峡でしたが、お祭りも楽しむことができ、すがすがしい空気で心身ともにリフレッシュになりました。
お盆休みから戻って、すぐ学会と忙しく、何だかいまだに気持ちがせわしいまま。9月はゆっくりしたいです。

●層雲峡のおみやげいろいろ。
これはロープウェイ黒岳駅にある「みやげ屋こんちゃん」で販売していた木彫りのキーホルダー。大雪山に生息しているナキウサギです。店主さんがそこでいろいろ彫っていました。とても可愛らしく気にいって購入。

これは峡谷まつりで販売していたアイヌの伝統的なデザインの袋。Ainu Art Projectの作家の方が手作りしたものです。これもとても気に入って購入しました。このデザインは魔除けの意味があるのだと。

アイヌの刺繍やデザインは美しいしパワーを感じます。日食旅行の時に使おうと思っています。