黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20181022

天体用に改造した5D2で風景撮影

最近、長年愛用していたCanon5D2を三基光学館さんで、天体用にSEO-SP4改造をしました。そのうち星空の撮影に用いていきたいと思っていますが、まずは、日中の撮影に使ってみました。

 

10月19日 夕方、手持ちで月を暗めに写してみました。

ISO400 f2.8 1/4000 マクロ100㎜ 天体用5D2 月は皆既月食みたいに茶色く写っていました。

 

昨日は、久しぶりの快晴。通常の風景がどういう感じに写るのか試してみるために、また、明るい時間帯の月の出はどのように見えるのかを確かめるために、鬼怒川緑地運動公園に行ってみました。

 

昨日の月の出の時刻は15:25。月が見えたのは23分後の15:48でした。

ISO250 f8.0 1/4000 400㎜+1.4エクステンダー 560㎜ ホワイトバランスオート 天体用5D2

 

 

ISO250 f8.0 1/2000 400㎜+1.4エクステンダー 560㎜ 天体用5D2  15:53 通常のカメラより紫っぽく写ります。  

 

草原に昆虫がたくさんいて写したかったのですが、月の出を忘れてしまっては困るので、昆虫撮影は我慢。蝶をちょっとだけ写しました。集中していないので上手く撮れませんでした。OM-D

 

月を写したり、いろいろ夢中でやっていたら、犬が近づいてきました。

真正面まで来て見つめてきました。何をしているのか尋ねられているような感じがして、とても嬉しくなりました。

 

途中で太陽を写しました。いつも通りD5フィルターをつけて。いつもは灰色に写るのですが、今回は薄ピンク。

560㎜で写してトリミング。やはり辺縁のシャープさはBORGにはかないません。そろそろBORG戻ってこないかな・・。

 

引き続き月を撮影。いろいろ構図を試しました。

 

月だけ写して帰るつもりでしたが、太陽が沈みそうになっていたので、夕日を写すことにしました。

 

天体用5D2は、夕焼け空が、赤く濃く写るような?気がします。

 

天気も良く、温かで、とても気持ちの良い時間を過ごしました。広い公園なので、ラジコンで飛行機を飛ばしている人、音楽を演奏している人、犬の散歩をしている人など、周りでは、皆それぞれ趣味を楽しんでいる様子でした。

 

この日は、何よりも犬が親しく寄ってきてくれたことが、一番嬉しい出来事でした。(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“天体用に改造した5D2で風景撮影” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    5D2を天体改造に出されるなんて、星空撮影に対しての並々ならぬ決意を強く感じます。
    どうしても純正赤外カットフィルターを外すのでカラーバランスが崩れてしまいますよね。
    カメラの手動ホワイトバランスをとられると良いかもしれません。
    また、アイダスのHEUIB-IIフィルターを付けることで少しは自然な発色になります。
    HEUIB-II(ヒューイーブツーと呼ぶらしいです)を付けると赤い星雲が更に強調されますので、ちょっと高いですがお勧めです。
    カメラのフランジ内に取り付けるタイプだと、レンズを変えられるので良いかもしれません。
    (レンズによってはフィルターにぶつかる場合があるので注意が必要)

  2. kurosu より:

    そのうち星空の赤い領域を写すことができたらいいな・・と思っていますが、ゆっくり一歩一歩です。晴れたからといって、急に夜、出かけるのは、なかなか体力がついていかなくて、いつ改造カメラの星空の世界を楽しめるのかな・・という感じです。
    フリンジ内に付けるフィルターなど、さらに色合いに個性を出す方法があるのですね。
    いろいろ勉強になります。ありがとうございます。
    やっと晴れる日も多くなってきましたが、寒くなって防寒対策もがっちり必要になってきましたが、そのうち、星空の挑戦をしてみます。

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