黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20191219

半月の月の出 観望と撮影

この頃は、晴れの日と曇りの日が交互にやってきます。

昨日は晴れていたので、夜11時頃、半月の月の出を見に、鬼怒川河川敷に行きました。満月の月の出は、たまに見に行きますが、半月は初めて。どのように見えるのだろう?と思いながら・・。

 

あまり時間の余裕なく、カメラの設置を急ぎました。OM-Dでの天体撮影は慣れていないので、焦りました。真っ暗な東の空、どこにピントを合わせよう??

恒星でのピント合わせを思い出して、地上風景の試し撮りをして、カメラを水平にして・・、次々とやることが出てきましたが、スムーズに済ませることができました。でも、時間はぎりぎり。

 

すぐに、東の空に赤茶色の光がだんだん強くなってくる部分があるのに気づきました。

ここだ!と思って急いで写しました。OMD EM1Ⅱ 300㎜ 1.4テレコン(35ミリ換算840㎜) トリミング

 

みるみる間に昇ってくるので、画像の確認や設定変更をする余裕はありませんでした。

 

 

実際見えていた月の色は、この色に一番近いです。

大きく、独特に存在感があり、神秘的でした。しばらくこのような色で見えていました。

 

不思議な美しい光景を見て、夜遅く来た甲斐があったと思いました。

 

でも、写真としては、もっとISOを上げて、シャッター速度を早くすべきだった、と課題も残りました。

また、今後、画面いっぱいの迫力ある月の出を写したいと思いました。満月の時にでも、BORGにテレコンをつけてOMDで。

いつのことになるかわかりませんが・・。

 

どこから出てくるのか正確に見極めるのが難しく、ピント合わせを前もってしなくてはならない、移動する速度が速いなど、月の出の撮影は、けっこう難しい、と毎回思います。

 

でも、突然現れる瞬間を見ることに、毎回わくわくしています。

 

 

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“半月の月の出 観望と撮影” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    神秘的な姿の月を捕らえられましたね。
    大気の揺らぎと、ひしゃげた姿がオレンジ色で、とても美しいです。
    そういえば以前、星撮りをしていて、地球照が先に稜線から昇ってきた姿を見たことが有りますが、ナニ?ナニ???って感じでした。
    満月と違って、逆に味わい深いかもしれませんね。

  2. kurosu より:

    低空の月は、何度見ても、あの独特な色とひしゃげた姿が美しいです。
    満月の半分の大きさなのに、大きく感じ、形のためか異様な?存在感がありました。
    地球照が先に昇ってくる半月というのは神秘的。そういう見え方の時に出会ってみたいです。
    今回は、肉眼では地球照はわかりませんでしたが、写した画像を明るくすると地球照は浮かび上がってきました。
    もっと明るく写したら、写ったかもしれません。

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