新型コロナの影響で、高校はずっと休みのまま。

家にいる高2の娘が、「プリン、作って」と言ってきました。

お菓子作りをやっていた時もありましたが、子育てと仕事が忙しくなり、ある時点から、「美味しいプロのお菓子を食べればよいのでは・・」と割り切るようになり、ぴたっと作るのをやめてしまいました。

 

高2なら自分で作ればいいのに・・と思いながら、昔、よく使っていたお菓子作りの本を出してみました。

 

この本は、昭和51年に発行された”はじめてでも失敗しない　楽しい手作りお菓子”という本で、当時小学生だった私は、実家に置いてあったこの本のお菓子の写真に憧れ、何度もお菓子作りにチャレンジしました。ボロボロで表紙はありません。

 

私が好きだったページの写真。

写真の力ってすごい。

 

この本は、単なる昭和の思い出の本というのではありません。その後、いろいろなお菓子の本を探したことがありますが、これを超える内容の本に出会ったことがないのです。伝統的なレシピで、プロでないとできないような難しすぎることもないし、お手軽レシピでもありません。私にとっては、今でも、お菓子作りのバイブル。

 

この本から、娘に頼まれたプリンの作り方を読んで、作ってみました。

が、しばらくやっていないので、勘が鈍って、「す」が入った失敗プリンになってしまいました。

 

不要不急の外出を控えているせいか、家にいる時間が多くなったので、またお菓子作りもするのもいいかな・・と思い始めてきました。スーパーに行ったら、ベーキングパウダーが売り切れていたので、けっこう家でお菓子作りを始めようと思っている人が、多いのかもしれません。