診療内容
●水イボとは
子どもによくみられるウィルスの感染によるいぼの一種です。
伝染性軟属腫ウィルスによる感染で、通常の手足にできるいぼとは異なります。
1mmくらいの白っぽい透明感のあるぷつぷつした皮疹が徐々に増えてきます。
時間がたつと2~3ミリくらいに大きくなるものもあります。
子ども同士の接触 プールなどでうつることが多いです。
大人にも、うつることもあります。
● 治療方法
・水イボ用の攝子で、つまんで、白い塊状のもの(モルスクムボディ)を除去すると治ります。痛みは我慢できる程度です。
陰部など痛みの敏感な部位は、麻酔クリームまたはテープを使って痛みを取り除いてから治療することもあります。
・ヨクイニン内服で良くなることもあります。
● 治療後の経過 跡形
・除去後は、かさぶたになります。数日、抗生剤軟膏を外用します。
治療部位は赤み、軽度の丘疹状のふくらみが、しばらく残ることがありますが、2~3週間くらいで平らになって治ります。
・除去しても、次々、新しく水イボが出てくる時期がありますが、治療を繰り返しているうちに、でなくなってきます。
・通常、きずあとは残りませんが、体質によって、または大きいものを治療した場合、きずあとが残ることがあります。
・ウィルス感染のため、掻くことによって増加することがありますので、ご注意ください。
※自然治癒もあるため、そのままにしておくという治療方針もありますが、増えてしまうことも多く、いつ自然治癒するのかわかりません。当院では、数が少ないうちに、除去することが多いですが、
ヨクイニン内服で経過みても良いです。
※麻酔クリーム(3,300円~5,500円)、テープ1枚(330円)
自費となります。