黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20251229

花ちょう遊館のさなぎツリーとスリナム産昆虫変態図譜

28日から年末年始の休みになり、さっそく何か写しに出かけることに。井頭公園の花ちょう遊館のさなぎツリーにしました。チョウは室内にいて動きはゆっくりなため、カメラはGFXにしました。
6~7種類くらいのチョウがいましたが、オオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラなど大きくてゆっくりなチョウを写してみました。

この日はひっきりなしに人が来ていました。
GFX 110mm

野生のチョウを追う楽しさには及びませんが、良い気晴らしでした。

どうしたらさなぎツリーを美しく表現できるのか試行錯誤。このくらいが精一杯。

しばらくして、係の人が幼虫を見せに来てくれました。
オオゴマダラの幼虫と。成虫は白と黒でおとなしい色なのに、幼虫の色彩は目立ちます。

角みたいな突起が危なそうにみえますが、触っても良いと言っていたので毒はないのでしょう。
他のチョウもそうですが、オオゴマダラも、幼虫、さなぎ、成虫がそれぞれ全く異なる姿。

ふと最近購入した本を思い出しました。
この本は、昆虫画家のメーリアンという女性が、300年前の南米のスリナムに渡って、チョウやガの変態を幼虫から成虫まで観察し、食草とともに描いたものです。

レモン収穫祭の時に、この本の復刻版を作られた方に、絵葉書をいただいたのですが、それがとても美しかったので、この本を探して中古本で購入してみました。
この方の取り組みについて、こんな記事もありました。
300年前の昆虫図鑑、日本語訳で出版! | TBSラジオ

花ちょう遊館では、幼虫、さなぎ、成虫と、まさにメーリアンの世界を見てきたことに後で気づきました。メーリアンはたいへんな苦労をされたと思いますが、幼虫を観察して絵を描きながら、どんな成虫が出てくるのかとワクワクしたに違いありません。

いつもチョウばかりに注目していましたが、幼虫やさなぎ、食草も含めての周囲の環境を観察するのも良いのかもしれません。来年はそういう視点でチョウを追いかけてみたいと思いました。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“花ちょう遊館のさなぎツリーとスリナム産昆虫変態図譜” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    わぁ~!きれい!
    何度見ても、さなぎツリーは素敵ですね。
    まるで人間が作った工芸品のよう。
    これが自然界にいる生き物の姿だなんて信じられません。

    今年も意外と身近にいる昆虫や植物など、いろいろ見せていただきました。
    来年はどんな写真を撮られるのでしょう。
    メインは黒いあれかな?
    良い年をお迎えください。

    • cross_963 より:

      ほんと、このさなぎは作り物のような感じですよね。
      ぱっと見た時、人工のもののような感じがして、よくよく見ると、「いや、もっとすごいわ」、と思ったりして・・。
      自然界のものって、そう感じることがたまにあります。
      来年はやはりメインは黒いあれになるでしょう。
      他にも目標がなくはないですが、来年のうちにできるかはわからない・・。

      どうぞ良いお年をお迎えください。

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