診療内容

●太田母斑とは

主に、目の周り、頬、おでこ、鼻などに見られる青色~褐色のあざで、生後間もなく出るものと、思春期くらいから生じるものとあります。
成長とともに濃くなることがあります。顔の片側に多いですが、両側性に見られる場合もあります。

●治療方法

・ピコ秒レーザーで治療します。
・麻酔クリームで表面麻酔を行います。
・レーザー照射は痛みはありますが、我慢できる範囲内です。
・治療直後の皮ふは、あかみ、軽度の腫れが出ます。
・ステロイド軟こうを外用して、ガーゼ保護し、終了します。

●治療後の経過 跡

1.翌日、薄かさぶたができます。
3~4日間くらい、赤み、軽度の腫れ、ひりひりした感じがしますが、心配ありません。

2.10日間くらいで、薄かさぶたは剥がれます。
3.レーザー照射後 、1か月目くらいに、治療部がやや茶色くなってきます。これは、炎症後色素沈着という一時的な色素沈着です。自然に薄くなりますが、早くとるために、美白剤外用または、ピコトーニングをすることがあります。

4.1回目の治療から、3か月~6か月後に、2回目のレーザー照射を行います
これを繰り返すことで薄くなってきます。
改善具合を見ながら、2~8回レーザー治療を行います。

※まれに、皮膚が白く抜ける脱色素が生じることがあります。
日焼けしている肌の起こりやすいため、日焼けが取れてから行います。

※レーザー治療は、きずあとは残りません。治療部位を、掻く、擦ることで、きずあとをつくらないようにご注意ください。

●料金

保険適応となります。