診療内容

● ニキビとは、毛穴の開きについて

●ニキビとは

・毛穴のつまりから始まり、溜まった皮脂や増殖したアクネ菌が炎症を起こして生じます。
いろいろな段階のものがあり、白ニキビ(小膿疱)、黒二キビ(面皰)、赤くはれた炎症性ニキビ、さらに周囲に広がり嚢腫になるものまであります。

・顔面、あご、胸、背中など、皮脂腺の多い部位にできやすいです。

・皮脂分泌の多い10代に多いですが、それ以降の年齢でも生じ、悪化要因も様々です。

●毛穴の開きについて

毛穴がひらく原因
1.皮脂分泌の多いと毛穴がひらく
2.加齢により、たるみが出ることで、毛穴がひらく
3.いじったり、誤ったケアで、傷つけて、ニキビ痕様にひらいてしまう

● 治療方法

・ニキビの状態に応じて、抗生剤、ビタミン剤、漢方薬などの飲み薬をつかいます。

・ぬりぐすりは、いろいろなはたらき、強さのものがあり、症状を見ながら調節します。

ダラシンTゲル(抗菌)
ゼビアックスクリーム、ローション(抗菌)
アクアチムクリーム ローション(抗菌)
ゲンタシンクリーム(抗菌)
ベピオゲル(抗菌、つまりを取る)
ディフェリン(つまりを取る)
デュアック配合ゲル(ダラシンとベピオの合剤)
エピデュオ(ディフェリンとベピオの合剤)  
など 

・膿がたまっているものは、針で切開して、圧し出す処置をした方が早く引きます。    

お薬での治療と同時に、一人ひとりの悪化要因を取り除いていくことも大切です。

一般的な悪化要因

睡眠不足、不規則な食生活、糖分、油分摂取過剰、過度のストレス、便秘、胃腸障害、ヘアスタイル、整髪料の使用、オイル系クレンジング、化粧品の使い方があっていない、生理前など。

●ニキビ、ニキビ痕、毛穴の美容皮膚科治療

より治りやすくする、ニキビをできにくくする、ニキビあとの治療、毛穴の治療を希望される場合は、美容皮膚科治療の併用がおすすめです。(自費となります。)

● ニキビ、ニキビあと

・にきび、にきびあとのあかみ、色素沈着 面皰、毛穴のよごれ→ケミカルピーリング、ダーマペン
・メディカルエステ→イオン導入(ビタミンC)、エレクトロ導入(ビタミンC、トランサミン、臍帯血幹細胞上清液)
・栄養バランスが悪い、皮脂過剰→にきび点滴
・にきびあとあかみ、色素沈着→ニキビフォト
・凹凸のできたニキビ痕→ダーマペン、TCAピーリング

● 毛穴のひらき

・皮脂分泌が多い場合→ビタミンC・グリシルグリシンのイオン導入で、皮脂分泌を抑える

・たるんできた毛穴、にきび痕様に開いてしまったもの
 ダーマペン、ピコジェネシスFX、タイタンでハリを回復させて引き締める
(毛穴の引き締めは、施術を繰り返すことで徐々に効果が出てきます。)

・皮脂詰まりの毛穴→ダーマペン、ケミカルピーリング+イオン導入を繰り返す

・毛が生えて黒く見える毛穴は→鼻に脱毛用フォトを照射、1週後毛穴パックを行う。