黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20190924

MP-E65 手持ちでの撮影に挑戦

MP-E65は、等倍から5倍まで写すことのできるキャノンのマクロレンズですが、ピント合わせやぶれないように写すのが難しく、手持ちでは無理と決めつけていました。でも、そうでもないような事が書いてある記事があり、手持ちで挑戦してみることにしました。

 

家の中に入ってきた蟻を、庭に放しました。この蟻は3㎜弱の大きさです。約2倍で写しました。

ISO400 1/2000 F16 5D2 マクロツインライト使用。

 

家のうらに生えている雑草のヨウシュヤマゴボウの花。等倍くらいで写しまた。

ISO400 1/500 F16 5D2 マクロツインライト使用。

 

隣の家の裏に彼岸花が咲いていました。もう、そんな時期になっていたとは驚き。蟻がいましたが、1㎜くらいの小さい蟻です。3倍くらいで写しました。

ISO400 1/2000 F14 5D2 マクロツインライト使用。

 

ぶれたり、ピンボケの写真が多く、比較的そういうのが少なかった写真をアップしました。でも、なんとなくすっきりしない写真です。MP-E65の力を発揮していない感じ。

 

このレンズは、超マクロ撮影ができておもしろいのですが、個性的で扱いがたいへんです。マクロツインライト、カメラ本体合わせて2.4キロの重さ、マニュアルフォーカスのみ、被写界深度が極端に浅い(等倍F16で2.240㎜、3倍F16で0.498㎜)、ワーキングディスタンスが等倍で10センチ、3倍で5センチで、ピントを合わせるためにはカメラを前後に動かして合わせなければなりません。

私には重すぎて、今日は肩から背中まで筋肉痛です。蟻は難しい。手持ちの場合は、5㎜くらいの植物や昆虫を、2倍くらいで写すと楽しいかもしれません。(楽な姿勢で写すことができるもので。)でも、5センチまで寄って逃げない昆虫は、少ないかも・・。

 

 

 

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“MP-E65 手持ちでの撮影に挑戦” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    アリが生き生きして見えますよ。
    確かにこれだけの重量物を息を止めるようにして撮影していたら疲れそう。
    三脚が無い機動力をとるか、ブレの無い画像をとるか、痛し痒しといった状況ですね。

  2. kurosu より:

    ecl様
    ありがとうございます。
    写しているときはついつい頑張ってしまい、あとで、とんでもない筋肉痛になってしまったので、手持ちはほどほどにすることにしました。せっかくだったら、MP-E65の性能を最大限発揮して、美しい写真を撮りたいので、被写体も限られ、手間もかかりますが、やはり三脚を使って写したほうがいいかなと思いました。

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