黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-
2022/ 09/ 05
KAGAYA 星空の世界展
天体写真家のKAGAYA先生の写真展が横浜そごう美術館でありました。1か月間くらい開催されていましたが、なかなか時間が取れず8月28日(日曜日)にやっと行ってきました。

やはり人気があり、たくさんの人が見に来ていました。

ここ10年で撮影された選りすぐりの作品が大きなパネルで展示されていました。
これは豊頃町のハルニレの木。私の実家のある帯広からそんなに遠くなく、私も良く行く場所ですが、KAGAYA先生が撮影されるとこのような素晴らしい作品に!

タイムラプス動画を編集したもの。大きな画面で、オーロラ、日食、天の川等々、美しかったです。

国内での先生の撮影地。私の実家のある十勝でもたくさん写されていました。

展示を見終えてから、写真集を購入。

表紙のデザインから、高品質な紙、レイアウト、すべてに至るまでセンス良く作られた写真集です。写真はどれもうっとりするほど美しく、私の宝物になりました。

1枚でもいいから、この写真集にあるような作品に近いものを写すことができたら・・、と思いました。
会場を出て移動してから、一緒に行った夫と長男が、「撮影準備をしているビデオ見なかったの?」と。確かに小さめの画面で何か上映しているようでしたが、大画面のタイムラプス動画に満足し、それを見ないで出てきてしまいました。そういう内容と知ってどうしても気になります。どんなロケハンをして、どういう準備をするのか?プロは・・。
8月31日の展覧会最終日、やはりそのビデオを見たいので、もう一度写真展を見に行くことに。最終日なのでKAGAYA先生も来られるようで、もしかしたら直接お目にかかれるかもしれない。予約してあった美容室の時間を短くしてもらって、急いで3時半の新幹線に乗って、また横浜そごうへ。

まず、特に好きな作品をじっくり鑑賞。そして撮影準備に関するビデオ上映を見に行きました。

見たかった撮影現場のビデオの映像。




撮影風景。

梱包の準備。

海外での撮影は、さすがにすごい荷物のよう。

やはり1つ1つの撮影をするたびに、普段からのこまめなロケハン、目的を決めて綿密に計画、根気よく撮影に向き合うなど、普通はできないようなたいへんな労力をかけていることがわかりました。
会場にちょうどKAGAYA先生がおられました。先生とお話ししたい人たちがずらっと並んでいて、私も並んで、日食話などを聞いていただいて記念撮影。すらっとして穏やかに見える方ですが、うなずいてくれる声やふとした表情に力強さを感じました。

この展覧会を通していろいろなことを感じ学びましたが、私も素敵な光景に出会ったら、もっと自由に情熱的に撮影に挑み、心に感じたものを写真に表現してみたいという気持ちになりました。
また私ができる星空撮影は、体力的にも時間的にも技術的にも限られていますが、準備から撮影まで基本的なことを少しでも真似していきたいと思いました。
それにしても、この写真展は本当にすべての作品が美しく感動しました。
プロフィール
●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)
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良いな~、私も見に行きたいけど、さすがに遠くて行けません。
KAGAYAさんの作品はフワッとしたロマンチックなものが多いですよね。
最後にご本人様とツーショットも羨ましい。
実は2016年のスラウェシ島ツアーの時に参加されておられ、ダイビングもされるアクティブな方でした。
(恐らく個人的に参加されておられたのでしょう)
当時、私はお顔まで存じず、大変失礼な対応をしてしまった思い出があります。
今思うと、一緒に写真撮ったりサインを貰っておけば良かったな~と、後悔しかありません。
写真展は北海道から沖縄まで全国各地から訪れた人もいたようです。
思っていた以上に盛りだくさんの内容で、見応えがありました。
KAGAYA先生は天体写真家ですが、プロのアーティストでもあるそうで、なのであのようなロマンチックでファンタジックな表現ができるのですね。
インドネシアの日食旅行でそんな接点があったんですね。(^^)
たしかに、水中からの写真も何点かあり、横から見て水面がガラスの板のような境界になっている興味深い作品がありました。KAGAYA先生は天体撮影メインではありますが、今後撮影の範囲が自然界全般にわたっていくのかな?という感じがしました。