黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20200102

2020年になってしまいましたが、2019年の振り返り。

年末は、京都に出かけたりと忙しく、1年間の振り返りをする余裕がありませんでした。今日は家でゴロゴロ、2019年の1年間を振り返ってみたいと思います。

 

1月は、部分日食がありました。日の出前から準備、寒かったのですが、全経過撮影をしました。もうちょっと、バランスの良い構図を考えないと・・と、課題が残りました。6時間外で過ごすと、徐々に体が冷えてきて、辛くなってきましたが、この時、モバイルバッテリーで温かくなる電熱ベストをインナーに着て、寒く感じた頃にスイッチを入れたら、とても快適に撮影を続けることができました。

 

2月は、近所で毎年行われている節分祭に参加。初めてお相撲さんを近くで見ました。

 

3月、月の出を写しに行きました。ピンク色で美しかったです。

 

家の前の小学校の桜に、メジロやヒヨドリが来ることに気づきました。鳥撮影に挑戦。

 

庭にキジバトも来て、くつろいでいました。

 

4月、5月。井頭公園の花ちょう遊館に、青いケシ展を見に行きました。ケシの花びらの色は、青空のようで美しかった。

 

あしかがフラワーパークに初めて行きました。藤の棚が有名です。バラも、ほかの花も、生き生きして、たくさんの種類があり、見応えがありました。

 

令和初の満月の月の出。

 

6月末、蛍を見に行きました。7月にチリ皆既日食観測を控えていたため、1回しか見に行くことができませんでしたが、ゆっくりと点滅する幻想的な黄緑色の光を見ることができました。

 

7月2日は、5回目となる皆既日食観測。今回はチリで遠かったのですが、日食も星空も楽しみました。

特に、第3接触直前のプロミネンスとダイヤモンドリングに移行する瞬間の輝きに感動しました。

 

4日間、毎晩天の川を写しました。(毎日快晴で、天気が安定しているので、良い練習ができました。)

4日目のパングエ天文台からの天の川。

 

ハチドリを初めて見ました。ホバリングする姿がとても可愛らしかったです。

 

8月は、昆虫撮影再開。特に楽しかったのは、次男と長女と田んぼでのゲンゴロウ探し。ヒメゲンゴロウをみつけました。ガムシも。

 

9月は、昆虫撮影ばかりしていました。出会った可愛らしいしぐさの昆虫。ヤマトアブ?

 

イチモンジセセリ。

 

ショウリョウバッタモドキ。

 

10月は、久しぶりに奥日光へ、星空撮影を兼ねたドライブ。なかなか天気の良い日が少なく、ひとりでは行けないので、星を写す機会は少なく、上達もしません。

 

初めて行った半月山展望台は、とても景色の良いところでしたが、残念ながら夜はゲートが閉鎖されるため、星景写真撮影は、できないようです。

 

鬼怒川河川敷で、ホシホウジャクとの出会いがあり、ハチドリのような可愛らしい姿に、心が躍りました。

 

11月、新潟にドライブ。清津峡に行きました。柱状節理の美しい峡谷でした。また新潟は、魚介類がとても美味しく、山の風景が雄大で、多方面で楽しむことができました。

 

庭に飛んでいた雪虫。5ミリくらいの大きさです。拡大すると、雪の妖精のような姿。

 

12月、初めて皇居の敷地内に入りました。大嘗宮公開の最終日。今となっては、まぼろしの建築物です。

 

令和最後の満月。

 

18日。半月の月の出。

 

井頭公園の冬の企画展。オオゴマダラの黄金のサナギ。作り物と勘違いしてしまうほど、ピカピカ。

 

26日の部分日食は全く見えず。27日、部分日食の翌日の太陽。

 

28日、部分日食の翌々日の月。

 

こうやって1年を振り返ってみると、神秘的な自然界の宝物をたくさん見てきたことに気づきました。

今年1年も、身近な宝物にどんどん気づいて、楽しむことができればといいな、と願っています。

 

また、昨年は、天文ガイド、天文年鑑に日食写真の掲載、下野写真コンテストに入選と、思いもよらない出来事がありました。こういう嬉しい出来事は、とても大きな励ましになりました。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“2020年になってしまいましたが、2019年の振り返り。” への4件のフィードバック

  1. ecl より:

    昨年もいろいろ撮影されましたね。
    日食ファンとしては、やはり皆既日食の写真に目がいきますが、こうやって拝見すると、他も心奪われる作品がめじろ押し。
    先生のセンスの良さがうかがえます。
    今年はどんな昆虫、どんな宇宙に出会えるのでしょう?
    楽しみですね。
    今年もよろしくお願いします。

  2. kinda より:

    昨年はたいへんご活躍されましたね。とくに皆既日食の写真は素晴らしいです。天文ガイドや天文年鑑にも採用され、きっちりとした仕事をされたことに敬服します。10月の写真をみると、オリオン座のベテルギウスが本当に暗くなってきた感じがしました。本年もどうぞよろしくお願いします。

  3. kurosu より:

    ecl様
    こうやって、皆様にならって振り返りをしてみると、いろいろ写していたことに気づきました。
    こんなにも褒めていただいて、ありがとうございます。嬉しいです。
    今年はより心を込めて、被写体に向き合って写したいと思っています。
    たぶん、昆虫や鳥を今年も追いかけると思います。
    また、宇宙の目標は、まずは、極細金環日食のベイリービーズです。
    今年もよろしくお願いいたします。

  4. kurosu より:

    kinda様
    天文年鑑掲載は、運がよかったとはいえ、日食旅行の最高の記念になりました。
    きっちり行うつもりで計画はするのですが、実際は、練習不足や予測していなかったことや焦りで、いろいろ困ったことにも直面し、次回の課題が発生しています。
    ベテルギウスは、そういう目で見ると、実際少し輝きが減っているような感じがします。
    輝きが減るのは心配、一番華やかな星座なのに・・。
    今年もよろしくお願いいたします。

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