黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20180630

望遠鏡で木星 土星観察、撮影。クロアゲハの羽化。

昨日夜は、もやもやした空でしたが、星は少し見えていたので惑星撮影の練習をする事にしました。クリニックの屋上で赤道儀SWAT300を使ってBORG107FL600㎜,5D4で撮影。まずアイピース20㎜を付けて覗くと、白く見える木星と周囲に4個くらい木星の衛星と思われる星が見えて、すごく感動しました。

 

でも写すのは上手くいきません。アイピース20㎜か6㎜だったかわからなくなってしまいましたが、縞が写っていないです。シーイングが極めて悪かったのかピンボケなのかもわかりません。

 

次に月。20㎜アイピース、フルサイズで画面いっぱいに写りました。もやった月だったので、アイピースを付けた時と付けない時との画質の比較ができませんでしたが、こんなに大きく写ると、揺らぎでピント合わせが難しい・・と思いました。

 

次に土星。アイピースでまず観察した時、土星の輪が見えてすごく感激しました。

 

20㎜アイピースを付けて撮影。フルサイズでは、こんなに小さいのですが、輪は分かります。

 

トリミング。初めて土星の輪を写したので、今回は、ここまでで良しとして終了しました。ずっと空を見上げたため、酔ってしまい気持ち悪くなり、疲れ果てました。でも、望遠鏡を通して木星とその衛星、土星の輪を見る事が出来て、ものすごく嬉しかったです。

 

今朝、クロアゲハが3匹羽化していました。1匹目はすぐに飛んで行ってしまい、写すことが出来ませんでしたが、大きくとても美しかったです。2匹目はしばらくとどまっていましたが、飛んで行きました。


 

3匹目は、細い蜘蛛の糸みたいなものがついて、羽が上手く開かなかったようで、それを取り除いて、見守っている最中です。羽が一部折れ曲がってしまい上手く飛ぶことが出来ず、ちょっと心配です。
 

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“望遠鏡で木星 土星観察、撮影。クロアゲハの羽化。” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    いよいよ拡大撮影を始められましたね。
    実際にやってみると、直焦点よりずっと難しいと感じられたのではないでしょうか。
    ピント合わせだって、ピントノブに少し触れただけでブレブレ。
    私は恒星でバーティノフマスクを使った後に惑星を導入していますが、多くの人はピントの減速装置を使っていらっしゃるようです。
    慣れない作業は疲れますよね。
    梅雨明けした関東方面ですので撮影のチャンスは毎日なのでしょうね。
    あまり無理をせず・・・そして、ほどほど(?)に頑張って下さい。
    クロアゲハは、普通のアゲハ蝶より優美に見えます。
    全て飛び立って行ってくれると良いですね。

  2. kurosu より:

    一応、梅雨明けし、やっと惑星の拡大撮影のチャレンジをはじめました。
    そろそろ天気がよい日が多くなりそうな感じがします。
    導入とピント合わせ、ほんと、難しかったです。また、バリアングルでない5D4は、姿勢が辛い・・。
    バーティノフマスクは使ってみましたが、本に出ているようなきれいな光条にはならなかったのですが、
    シーイングの良い時にまた練習してみます。
    今日は、池袋に惑星写真撮影講座を受講してきました。初心者の私には、一気に実践するのは難しく思いましたが、実際的な撮影の話を聞くことが出来て、また参加者の熱心な気を感じて、またチャレンジする気力が沸いてきました。(^^)
    クロアゲハは今日も2匹羽化しました。とても優美に、旋回しながら飛び立って行きました。昨日の羽の折れた1匹は飛び立つことはできないでいますが、頑張って生きています。すごい生命力です。あと4匹の羽化を楽しみにしているところです。

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