黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20180623

最後の1匹の幼虫がさなぎになる

最後の1匹のクロアゲハの幼虫が21日朝、やっとさなぎになる場所を決めるために木から降りてきて床を歩いていました。

昼に見に行ったら、金属の棒に場所は決めたよう。

 

夕方 21日 20:32.

 

6月22日 午後、仕事のため、つきっきりで観察はできないので、10分間隔でタイマーで撮影しました。後で確認。

15:59 さなぎになる直前。

 

10分後の16:09 さなぎになる途中経過。なんか人間みたいなロボットみたいな変な姿。後で調べたら、薄皮を上から脱いで行ってさなぎになるようです。脱ぎ捨てた皮は、ころっと先端に付いていることも、落ちてしまう事もあります。

 

16:19 さなぎ完成。すっかり幼虫とは別の姿になってしまいました。

 

3日前には、こんな顔だったのに。最後にさなぎになったこの1匹は、体は大きいのに、他より3日長く木で過ごし、演技派で、とても愛らしい幼虫でした。

 

これですべてがさなぎになりました。ひと安心。

最初にさなぎになったものは、もう、1週間は経っているので、今度は羽化が楽しみです。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“最後の1匹の幼虫がさなぎになる” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    1枚目~3枚目の写真は、何となく中間の変化が想像できますが、3~4枚目~5枚目への変態は急変しているので過程が見てみたかったです。
    仕事もありますし、何といっても幼虫の気まぐれに付き合う訳にはいきませんものね。
    全てのサナギがアゲハ蝶になって、飛び立っていくことを祈っています。
    また来年の楽しみが増えましたね。
    とても良い記録写真だと思いますし、拝見させていただき眼福です。

  2. kurosu より:

    お祈りありがとうございます。
    10匹の幼虫を、楽しみながら1日何回も数えながら成長を見守っていたら、愛着がわいてきました。
    すべて美しいクロアゲハになって、次々と飛び立って行くことを願っています。
    また、卵を産みに戻って来るかは分りませんが、劇的に変化をする10分間の蛹化のタイムラプスは、来年の目標の1つにします。今年、またチャンスが来るかもしれませんが・・。
    昨日は蛍を見にいってきました。たくさんいて、素晴らしかったです。これでいよいよ惑星撮影の練習を開始できそうです。

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