昨日は快晴、仕事が休みなので、夕方にレナード彗星を写しに行きました。

ただこの辺は光害地、特に南西方向は明るいので、クリニックの3階からと変わらないのではないか？という気もしましたが、せめて低空が開けて、のびのび準備できる場所で、と出かけました。

道場宿緑地という鬼怒川の東の岸にしました。ちょうど日が沈むころで、水面に太陽の光が映ってとても美しい時間帯でしたが、機材の設置であまり景色を見る余裕がありませんでした。夕日は今度ゆっくり見に来たいです。

金星が見え始めました。

肉眼でも双眼鏡でも見えませんが、金星を目印に彗星がいそうな位置にレンズを向けてみました。

600㎜のレンズなので、なかなか入ってくれません。

少しずつずらして、写しながら探しました。

見つけることができました。

5D4　BORG107FL　ISO1600　8秒　SWAT300　　17:46

薄くて小さいです。見つからないうちに沈んでしまうこともあるので、よかった！

画像処理して、トリミング。

ホワイトバランスの違う別な写真

彗星らしくなりましたが、ノイズが強いです。

今回感じたこと。

①彗星の写る時間はとても短い。

太陽が沈んでしばらくしてうっすら見え始め、最初に写ったのが17：30頃、そこそこ見えてきたかなと思ったら、高度が低くなり、18：10には不鮮明に。そう思うと、あまりもたもたせずに彗星が見つかってよかった・・。

②ピント合わせがすごく難しい。

超望遠撮影に慣れてないせいか、低空で大気のゆらぎが大きいためか、気温の変化でピントがずれるのか、ピントの合わせなおしばかりして、なんで合わないのだろう？とあたふた。

まだまだ課題はたくさんありますが、3回チャレンジして、私なりに一歩前進できた感じがします。

今度また素敵な彗星が来た時には、少しは自信をもって写しに行きたいと思います。