黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20190531

日食撮影準備で、落ち着かない日々。

約2年ぶりとなる皆既日食が、7月2日に南米チリ、アルゼンチンで観ることができます。コロナをまた観たいので、行くことにしています。チリのエルキバレーでの観測ツアーに申し込みました。出発まで1か月になりました。荷物は先に空港に宅急便で送るので、あと3週間ですべての準備をしなければなりません。

 

でも、撮影計画、練習、冬と夏の衣類をどうするか、常備薬、持っていく機材、充電器類、レンズやカメラの清掃、荷物の重量は大丈夫か等々、頭の中は、いっぱいいっぱいです。

 

先日、BORG OMDで太陽の撮影練習をしました。7枚のブラケット撮影ができるので、今までよりは時間の短縮が出来そうです。いろいろな連写機能がありますが、今のところ,低振動撮影で写そうと思っています。BORGを載せるには、今の赤道儀では不安定なので、そっちのぶれに気を付けなければなりません。もう1回練習が必要と思いました。  細かい設定は、もう少し、写しながら考えようと思っています。

ISO200 f5.6 1/4000 OMDE-M1Ⅱ BORG107FL600㎜

 

広角と魚眼は、前回の日食の設定を参考にして考えています。なるべく手間がかからないように、タイマーで自動で撮影予定。

今回は皆既時の太陽の高度が低いので、前回より明るめの設定のほうがいいのかな?といろいろ考えています。

 

直前だと焦るので、一度荷物をスーツケースに入れてみました。最低限、必要なものを入れただけでも、スーツケースは2つになってしまいます。わかりやすく整理して、衝撃が少なくなるように梱包するなど、詰める作業に悩み、疲れ果てています。

 

6月は、いろいろ用事が多く、あまり準備に時間を費やせないかもしれないので、今やっていてちょうどよいと思っています。

今度の2分17秒の皆既日食では、半分の時間は、肉眼と双眼鏡でじっくり観たいので、撮影に手間取らないように、準備はしっかりしないと、と思っています。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“日食撮影準備で、落ち着かない日々。” への4件のフィードバック

  1. ecl より:

    いよいよ本格始動ですね。
    と言いますか、それが普通?
    私は前回と同じで、仕事が忙しく何もしていない焦りが出てきました。
    こうやって機材を拝見しますと、もう既にベテラン日食ハンターでいらっしゃいますね。
    今回は低空で起こりますので、眼視も大切にしたいです。
    例えば本影錐の移動とか。
    何もトラブルが無いことを祈るばかりですよね。

  2. kurosu より:

    ecl様
    もともと直前に物事をやるのは苦手な性格なので、少し早めに準備を始めました。
    でも、今回は季節の違いや遠いこともあるせいか、なかなか落ち着かなくて、やっとある程度、準備の目安がついた感じです。
    パソコン、機械類の操作、天体の知識など浅く、とてもベテラン日食ハンターにはなれませんが、
    オーストラリア、ガボンの時からしたら、ずいぶん機材も前進しました。
    これもeclさんのようなベテランの方から、的確なアドバイスをいただいてきたおかげです。
    今度は、冷静に行動して、日食の神秘を心底味わってこれたらいいな・・と思っています。
    また、すべての面で、トラブルがないことを祈っています。

  3. 清水繁行 より:

    いよいよ、チリでの皆既日食の撮影ですね。機材の準備、撮影計画の確認、撮影練習など忙しそうですね。気候が違う環境での健康管理に留意され、満足な写真撮影を行って下さい。皆既日食の素晴らしい写真が撮影できることを願っています。

  4. kurosu より:

    清水 繁行様
    ありがとうございます。
    向こうで必要なものがなかったり、機械が故障したら困るので、準備は本当に大変です。
    何より、一番気を付けなければならないのは健康管理だと思っています。
    皆既中はいつも焦ってしまい、計画した撮影を100%こなせたことはありませんが、今度はできるだけ冷静に撮影できればいいなと思っています。

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