黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20170512

小浜島 2日目 3日目

2日目の朝は、日の出を見たいと思っていました。夢の中で日の出がでてきて、その直後に目が覚めました。外にでたら日の出前、空は明るくなりかけていました。

5:39am

魚眼で空を写してみました。 6:01am

海岸よりもっと太陽が見えやすい草原に行きました。 6:27am 

けっこう雲が多かったです。小さな虫がたくさん寄ってきて追い払うのがたいへんでした。

10時過ぎまでスコールのような激しい雨。雨が降っても動かないでじっとしているアブみたいな昆虫がいました。

スコールは止んで、10時半にマングローブのある場所に連れて行ってもらいました。

長靴を持ってくればよかった。いろいろな生き物探しをしました。大量の巻貝。

トビハゼ 飛んでいる瞬間は難しくて写せない。正面から写そうとしても警戒して逃げられてしまいました。すばしっこいです。

カニ 目が慣れてくると、見つけられるようになりました。

貝を探しているヤドカリ 

赤い背中のカニがいましたが、警戒して一瞬で穴にもぐってしまいました。もっと居たかったのですが、お昼の時間になったので終了。昼食後、違う場所で昆虫探し。栃木では見かけたことのない模様のトンボ。

ナナフシ。

シジミチョウが3匹

午後は晴れたので民宿の海岸に戻って海で泳ぐことにしました。小浜島の道はなだらかな起伏多く、どこを通ってもよく海が見えてきれいでした。

植物の生い茂った道を通りました。月桃という花が咲いていて、これはお茶にして飲んだり、葉には防腐効果がありお餅を包んだりと、いろいろ役に立つ植物だそうです。触ってみたら肉厚でごろごろっとした花です。

この島には山羊がいろいろなところにいました。

湿地帯に池のような自然な水たまりがあり、クレソンが生え、メダカが泳いでいました。

民宿の海岸。好日山荘で購入したダイビングスーツを着用。こういうのを着て海に入るのは初めてでしたが、ちょっと水温の低い海に入っても体が馴染みやすく、撥水性があるため海からあがっても乾きが早く寒くならず機能的。魚の近くに寄りたいのでサーターアンダーギを持って海に入りましたが、魚が少なかったこともあり、寄ってきませんでした。私が食べました。

波もあったのであまり遠くまでは行かないでシュノーケリングを楽しみました。久しぶり南国の海で泳いでリフレッシュになりましたが、ちょっと波で酔ってしまいました。海で泳ぐのはすごい体力をつかいます。

海水浴後は心地よい疲れ。夕方展望台からの眺め。18:58 

日本の西の果てなので、まだまだ明るいです。パノラマ合成。

この時期、既にひまわりが咲いていました。

夜は曇ってしまったので星空撮影はできません。その代わりに、潮だまりの生き物探しに行きました。ヘッドライトと懐中電灯で照らしてどんな生き物がいるか観察。

青い目のエビ

ヒトデの足?

カニ

もっといろいろいそう。長靴と椅子を持ってくればよかった。もっと観察を続けたかったのですが、次の日、朝帰るので、あまり長くいられず終了に。

夜の海岸に咲いていた、黄色い花もきれいでした。

翌日は急いで荷物をまとめて、朝、小浜島を離れました。疲れたので写真はほとんど写しませんでした。

帰りの飛行機は石垣空港からANAのボーイング787です(降りてから知りました)。この機種は出始めの時、電気系統やバッテリーのトラブルが問題になっていたことを思い出しましたが、静かであまり揺れず快適な飛行機でした。機内放送の音声も良く聞こえました。冷えたデコポンジュースが美味しかったです。3時間のフライトなので、何かお茶菓子でも欲しかった。

小浜島旅行を振り返って、民宿の女将さんには、小浜島の自然豊かな神秘的なスポットに案内していただいて感謝です。天気が不安定であっても、なんだかんだやりたいことはすべてできました。この島は一見小さなのどかな田舎の島なのですが、実はもの凄く高貴で聖域の島だったな・・という印象です。

 

 

 

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“小浜島 2日目 3日目” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    本土との違いは、星空だけでなく、昆虫も随分と違いますね。
    短期の旅行だったようで残念でしたでしょうが、黒須先生にはたまらない環境だったのではないでしょうか?
    ハブに出会わずに良かったですね。
    画像盛りだくさんで楽しませていただきました。

  2. kurosu より:

    主人は宇都宮を長く離れるわけにはいかないので、いつも大忙しの旅行になってしまいます。生き物も数も多いし珍しいので、本当にひとところで何時間でも居て写していたかったです。島によってハブのいる島、いない島があると聞きました。小浜島は少ないけれどいるそうです。海岸に出るとき植物の茂みをかき分けて行くのでその時ちょっと心配しながら通りました。出会わなくて良かったです。次はいよいよ日食準備ですね。

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