黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20170610

今日の太陽追尾練習

太陽の追尾のずれの原因を探るために、今日はコンパスを北(磁気偏角は考えず)に合わせて数分追尾、東に向きを少しずつずらして数分追尾したものを比較してみました。クリニックの屋上だからかもしれませんが、コンパスは北方向が一定しないのであくまでも目安として。

1回目コンパス真北 追尾5分

2回目 同じ条件で、東に少しずらして撮影 5分

3回目 同じ条件でより東にずらして撮影 4分

4回目 北方向に戻す 最初よりやや西寄りに 2分

東方向に向きをずらすほど、追尾のずれも大きくなりました。この結果から北方向が正確でない事がずれの最大の原因であると考えられますが、原因はそれだけではないかもしれません。おおよその北を把握したら、後はライブビューで、2分くらい観察して、ずれの少なそうなところで撮影を開始するのが良いのではないかと思いました。全くずれがないというのは無理な事なので。後はBORGの載せたときの前後の重さのバランスの問題もあるかも知れないので、BORGを支えている場所から前後が均等の重さになるように調整してまた試してみたいと思います。他のカメラの準備もそろそろしていかないと。またちょっと前、早すぎたためか、1匹もいなかった蛍スポットに近いうちにまた行こうと思います。

 

 

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“今日の太陽追尾練習” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    練習、頑張られておられますね。
    ここまで熱心に行われていれば、きっと素晴らしい画像が手に入ることでしょう。
    期待しています。
    極軸の合わせ方の一つに『ドリフト法』というものがあります。
    『極軸 ドリフト法』か何かでネット検索してみてください。
    太陽を利用して、もしかしたら上手くいくかもしれません。

  2. kurosu より:

    いつも貴重なアドバイスありがとうございます。
    ファインダーや影を使った太陽の導入は本当に役立っています。
    極軸合わせの精度をより良くするための「ドリフト法」をちょっと調べてみました。
    なんとなく分かりました。後でもっとじっくり読んで試してみたいと思います。
    今日は日中とても良い天気でしたが、練習はお休みにして、旅行に必要な物の買い物に行きました。そろそろいろいろな準備しなければならない時期になってきました。BORGが今回のメインですが、他もいろいろ撮影したいですし、他をどうするか考え始めたところで、悩みますね・・。

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