黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20221215

井頭公園 花ちょう遊館

12月11日、家族はみんなそれぞれの用事でいないため、ゆっくりと井頭公園に行くことにしました。

まずは池の周りを一周散歩。

それから、花ちょう遊館へ。この日の目的は、チョウのさなぎを飾ったクリスマスツリー(サナギツリー)を見に行くこと。
建物の中に、熱帯植物や鳥のいるゾーン、蝶がいるゾーン、高山植物のゾーンがあります。
蝶のゾーンだけ見るつもりでいましたが、順路通りに歩いていたら、オニオオハシという鳥がいました。
ブラジルに棲息している鳥とのこと、とてもインパクトのあるかわいい姿。この温室の空間を自由に移動してるようですが、このゾーンに入ったら、すぐ近くに寄ってきて、餌を食べる姿を披露してくれました。

とても賢そうな鳥。餌を食べると、みんなが喜ぶのをわかっているのかもしれません。

オニオオハシのあまりの可愛らしいしぐさや人懐っこさが忘れられません。あの嘴、ちょっと触ってみたいけれど、それは危険かも・・。

その後オオゴマダラやリュウキュウアサギマダラ、ツマムラサキマダラのいる温室へ。
キラキラのさなぎがクリスマスツリーに丁寧に飾り付けしてありました。

オオゴマダラが一番多くいました。

リュウキュウアサギマダラ。

黄金のようなオオゴマダラのさなぎ。

ピカピカに輝いている姿を表現したくて、クロスフィルターを付けて写してみました。

ツマムラサキマダラのさなぎ。

鏡のようにピカピカ。

リュウキュウアサギマダラのさなぎ。

オオゴマダラは大型のチョウで、私の手のひらより大きいかも。そんな大きなオオゴマダラがたくさん温室の空間をゆらゆらと飛んでいて、クリスマスの音楽が流れていて、座って眺めているだけで心地よく、ずいぶん長い時間いました。ほかに誰もいない時もありました。

チョウには触れてはいけないのですが、そろそろ帰ろうかと思ったとき、オオゴマダラのほうから、私の手に乗ってきました。

すごくうれしかったので、これで帰ることにしました。

そのまま帰ろうと思ったら、スタッフの方に高山植物のゾーンに行くことを促されたため行ってみることに。

青いケシの一種。

ほかにもいろいろな植物。

室内は、清々しい高原の温度になっていて、ひんやりした澄んだ空気を吸って体がすっきり。今の季節に、このような可憐な花を見ることができて、このゾーンにも来てよかったです。  

440円の入館料で、ずいぶん楽しむことができました。
ここの生き物や植物は生き生きとしているので、係の人達に日々大切にお世話してもらっているように感じました。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“井頭公園 花ちょう遊館” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    良い休日を過ごされたようで何よりです。
    それにしても何度見ても不思議な姿のサナギですね。
    それをクリスマスツリーの飾りに見立てるスタッフさんのアイデアもナイス。
    煌びやかで光沢のある姿を一度見てみたい気がします。
    サナギって動き回ることができないので、一番無防備な状態だと思いますが、こんなに目立っても良いのでしょうか(笑)
    自然界って不思議ですね。

    • cross963 より:

      この日はのどかに良い時間を過ごしました。
      (家にいたら、昼寝で終わってしまいそう)
      こういうクリスマスツリーって他でもあるのかどうかわかりませんが、おもしろいアイデアですよね。よく考えるとアゲハのさなぎも地味だし、こんな派手なさなぎ、この辺で見かけたことがないです。沖縄だってこれでは目立ちますよね。それともこんなに光ると、狙われないのかな??
      オオゴマダラのさなぎは、私には古代エジプトのツタンカーメンの黄金の棺と重なって
      見えてしまい、いろいろ想像を巡らしながら、楽しんで観賞してきました。

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