黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20171119

ベランダから星の撮影

昨晩、空を見たらスカッと晴れて星もきれいに見えていました。こんな時、郊外に行ったらすごくきれいな星空に違いないと思いましたが一人では行けないためベランダで写してみました。久しぶりにポタ赤を使い、5DMarkⅡとマクロ100㎜、ソフトフィルターを付けて写しました。

先ずオリオン座の三つ星付近。オリオン座の全体像は入りませんでした。ISO400 30秒 f2.8

アルデバランとヒヤデス星団  ISO200 60秒 f2.8

プレアデス星団 ISO400 48秒 f2.8

プレセペ星団 ISO400 32秒 f2.8

北西の空 ISO250 59秒 f2.8

今回は久しぶりの星の撮影だったので、準備不足で不便な事がたくさんありました。今後、効率よく行うために前もってやっておいた方がよい事など、いろいろ感じました。

ヘッドライト、ピント合わせの時の眼鏡が必要、自分が疲れない姿勢をとれる三脚の高さを決めておく、ネジなど緩まないようにきちっと三脚とポタ赤を設置する、パソコンや時計、カメラの備品等を置く台を用意して作業しやすいようにする、ポタ赤を使う時は撮影対象を欲張らない、大きく構図を変える時は1回1回北極星がずれていないか確認する、防寒対策をしっかりする、疲れる前に終わりにする等々、外に遠征に行く時スムーズにいくように、これからもたまにベランダで練習しようと思います。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“ベランダから星の撮影” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    いよいよ星空撮影再開ですね。
    日食関係も一段落して、太平洋側は晴れが続く季節ですし、ちょうど良いタイミングなのではないでしょうか。
    BORG107FLをいきなり直焦点撮影するのではなく、短い望遠から始められたのは正解だと思います。
    どうです?広角と比べたら、たった100mmでも、かなり難易度が高いことを実感されたのではないでしょうか?
    私もようやく念願の100mmf2.8を手に入れたのでドンドン使っていこうと思っています。
    次は天体用フィルター改造カメラの入手かな。
    赤い星雲の写りが全然違いますよ。
    急に寒くなりました。
    チョイ撮り星空撮影でも、防寒着は怠らずにバレンツブルグ仕様で。
    体に気を付けて楽しみましょうよ。

  2. kurosu より:

    今までほとんど24㎜広角の明るいレンズで写していたため、ポタ赤の使用は作業が大変な割にメリットも少なく、結局身軽な固定撮影になっていました。だからいつになって極軸合わせが上達しませんでした。でも100㎜と短くても望遠になると、赤道儀は必要ですし、極軸もある程度精度よく合わせないと星がゆがみそうな感じでした。極軸望遠鏡内の月と時刻による北極星の位置に、できるだけ正確に合わせる習慣をつけていくようにしようと思いました。でも100㎜という焦点距離はフルサイズでは中途半端な感じがして何を写したらいいのかな・・と思いました。この場合APSCが良いのかな。ついつい慣れているカメラを使って楽な方を取ってしまい、なかなか前に進まないので、今年の冬こそは前進したいです。天体用フィルター改造カメラはその次のステップか、一気に進めた方が楽しさが倍増かもしれません。迷います。

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