黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20190709

チリ皆既日食写真

チリの皆既日食の写真をアップします。

 

今回は、①超望遠 35㎜換算1200㎜ ②広角24㎜ ③全週魚眼 8㎜ ④コンデジで動画の4つにチャレンジしました。

全部成功させ、眼視もするというのが目標でした。

 

結果的に、①はベストを尽くせた ②③は気になるところはありますが、何とかやり遂げた ④は全く存在を忘れて、写せなかった

という感じでした。また半分の時間は眼視と双眼鏡で観測しようと思っていましたが、双眼鏡のフィルターを外すのを忘れ、何で見えないのかあたふたし、20秒くらい時間のロスをしてしまいました。でも、しっかり記憶に残るくらい双眼鏡と肉眼で眼視はできました。

 

広角24㎜ 5D4 この地域は、あちこちにサボテンが生えてたので、この場所らしくサボテンと一緒に撮影しました。

 

その連続写真です。

 

全周魚眼8㎜ 5D2 これもサボテンを意識しましたが、何もない感じ。周囲は低い山に囲まれていました。

今回は、低空は、あまり夕焼け色には染まりませんでした。

 

その連続写真です。

 

BORG107FL OMD EM1Ⅱ (35㎜換算1200㎜)

第1接触。

 

40%くらい欠けたところ。

 

90%くらい欠けところ。

 

第2接触。

 

外部コロナ。

 

プロミネンスと彩層。この時の眼視での美しさは、言葉にならないほどでした。

 

第3接触。

 

再び部分日食になりましたが、太陽は今度は山に食されていきました。

 

第4接触を見ることはなく、終了となりました。

 

これらの写真が、今回私が写した主なものです。いろいろ欠点はありますが、精一杯、頑張りました。

快晴でしたが、風があり、シンチレーションもやや悪く、わずかですが、後半もやっていた感じもありました。

 

重たい機材を運んだり、忘れ物を取りに行ったり、BORGの組み立てがうまくいかない時、手伝っていただいたり、カメラの傾きの調整を教えていただいたり、ツアーコンダクターの方、インストラクターの方、参加者の皆様には、大変お世話になりました。

 

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“チリ皆既日食写真” への12件のフィードバック

  1. 清水繁行 より:

    チリの皆既日食の写真がどれも素晴らしい写真ですね。。広角連続写真、全周魚眼、外部コロナ、プロミネンスと彩層、ダイヤモンドリングなど、素晴らしい写真を見せて頂きありがとうございます。

  2. kurosu より:

    清水繁行様
    ありがとうございます。
    自分では、ちょっと広角は暗かったかな、とか、魚眼のサボテンのぶれなど、気になる点はありますが、チリの日食の様子が少しでも伝われば幸いです。

  3. ecl より:

    どれも素晴らしい作品ですね。
    特に賑やかなC3の写真は羨ましい限りです。
    サボテンを前景にいれた経過写真も、良い雰囲気。
    重い荷物を持って行った甲斐がありましたね。
    諸事情により、暫く画像処理やブログアップができないので、穴が開くほど良く見させてもらいました(笑)

  4. kurosu より:

    ecl様
    お忙しい中、そんなによく見ていただいて、ありがとうございます。(^^)
    今回は2つのカメラに、7段階のブラケット機能があったため、今までよりも作業のスピードアップや幅広い露出で撮影をすることができました。
    それでも、広角はちょっと暗かったことが、がっかりな点です。Psで軽く調整しています。
    プリントアウトするときは、Psで明るくしなければなりません。
    超望遠は、アメリカでの失敗の再挑戦になりました。
    重い荷物は、持って行って良かったというものもありますが、使わなかったものもあります。
    今後どうしたら減らせるかが課題です。

  5. son より:

    引き続き、素晴らしい写真ですね。日食という興奮状態でほぼ計画どうりにできるなんて、冷静な精神状態がうらやましい。数だけ行っている私は、今回も、前回(オレゴン)は問題なかった拡大ビデオのバッテリー切れに始まり、広角写真のフィルターはずし忘れ
    大チョンボで、撃沈でした。総重量57kgの荷物にかかわらず。
    最初のサボテンのショット、サボテンライトアップされて、芸が細かいですね。いい日食情景ですね。私が初めての皆既食の91年メキシコも人型サボテンだらけでした。アルゼンチンでは、まったく見かけないでした。コロナは、今回本当におとなしい小さなものでしたね。プロミネンスも。黒点がなくピントに苦労しましたね。もっと太陽がアクテイブになってほしいですね。

  6. kurosu より:

    son様
    今回は、前回のような極端にギリギリな撮影計画は立てませんでした。
    また、行く前から、冷静に行うという事だけを心に言い聞かせて。
    そうはいっても皆既を挟んでの前後5分は、広角、魚眼の設定変更が、練習不足のために思ったより時間がかかり、焦りと混乱から、もういいか‥と諦めたい気持ちになりかけました。
    サボテンが何によってライトアップされてるのか不明なのですが、好都合でした。
    私が行った地域はサボテンだらけだったので、チリでの日食の記念にサボテンを入れました。
    確かに、コロナやプロミネンスは写してみると、おとなしいですね。
    でも肉眼では、びっくりするほど美しいプロミネンス。
    この世にはない天国の宝石を垣間見たような感覚。
    ガボン以来の感激でした。

  7. kinda より:

    素晴らしい!ガボンとチリでビックリするほど美しいプロミネンスとコロナを見られて良かったですね。私も一度は見てみたいと思います。

  8. kurosu より:

    kinda様
    今回の日食は、シンチレーションが悪く、後半ややガスっていた感じがあり、決して最高の状況ではなかったのですが、今回はある程度、落ち着いていたせいかC3前くらいから、スローモーションで見ているかのようにプロミネンス、彩層が変化していく様子がわかり、美しさをキャッチしたような気がします。
    今までのアメリカやインドネシアも同じくらい素晴らしかったのかもしれませんが、写真撮影で余裕がなく気付かなかったのかもしれません。
    来年のアルゼンチンは、ぜひkindaさんも、ご一緒にいかがですか?
    私も、その時の状況や体調が許せば、また行くことができればいいなと願っています。

  9. kinda より:

    それと、インドネシアでも快晴の皆既日食撮ってましたね(追加)

  10. kurosu より:

    kinda様
    インドネシアは、晴れる確率の低い中の快晴で、広角撮影だけはなんとか撮りましたが、日食の魔力?にやられて、頭がはたらかず、眼視の余裕がなく、ある面いちばん悔いが残った日食でした。写真が撮れても、眼視ができていないと心に響かないようです。

  11. kinda より:

    来年のアルゼンチンは状況が許せばご一緒したいです。出生が同じ町内ですし、当方高校の先輩でもあるし、ただし皆既日食は大大後輩ですが(爆)

  12. kurosu より:

    kinda様
    kindaさんは、高校だけでなく、小、中、高校、仕事の大大先輩ですよ。(^^)
    アルゼンチンは、道祖神さんが、次回も素敵なプランを作ってくれることを期待しましょう!

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