黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20180505

サビヒョウタンゾウムシ

マクロでの撮影練習になりそうな昆虫を、クリニックの駐車場で探していたところ、マーガレットに6~7ミリくらいの地味な昆虫がついていました。そんなに動かないので、この昆虫を写すことにしました。

ISO400 1/25 f6.3 MP-E65(約2倍) 5D4 ストロボ使用 Psで14枚深度合成 室内で撮影。

 

深度合成をしないで、同じ条件で写した画像です。f16まで最大限絞れば、もう少しピントの合う範囲が深くなりますが、それでも全体にはピントはあわないかもしれません。しかもシャッター速度を遅くして、ISOは上げなければならないと、ぶれたり、画質の低下も生じやすくなるため、動かない昆虫は深度合成したほうが、良いような気がします。

 

この昆虫はゾウムシのようでしたが、そんなに顎が長くないので、いろいろ検索したところ、サビヒョウタンゾウムシという種類でした。マーガレットの害虫のようです。大量発生しているわけでもないので、そのまま外に放してきました。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“サビヒョウタンゾウムシ” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    こうやって比べると深度合成は凄い効果ですね。
    なにか昆虫図鑑を見ているよう。
    f値を絞っても限界がありますし。
    昆虫に対しては、相当難易度が高そうですが、もう既に撮影技術を習得されたようで、さすがです!

  2. kurosu より:

    昆虫写真家、海野和男先生の“昆虫撮影テクニック”という分かりやすい本で、学びながらやっていますが、ちょっとずつ、機材も増え、自分なりに工夫をして少しスムーズに作業ができるようになってきました。でも、深度合成は、今のところ半分くらい失敗しています。なので、撮影技術の習得は、まだで、
    奥が深い昆虫撮影のほんの一部分だけやっている感じです。
    ほとんどの昆虫は動きが早いので、これからはストロボを使って、1枚の写真で深度を深く、美しく、昆虫の表情を豊かに写すことも目標です。マクロツインライトを使い始めましたが、まだまだ光の当て方、加減が分らず、試行錯誤中です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

月別アーカイブ