黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-
2020/ 04/ 30
いろいろなマクロ撮影とベランダに天体観望の準備。
最近、身近な昆虫を写しています。まず、家の庭で。目立つ昆虫はいないので、ごく小さい昆虫を、5D2 MPE65(マクロツインストロボ使用)で写してみることにしました。
シャガの花びらにいた5㎜くらいの昆虫。
膝にとまった4~5ミリの細長い昆虫。
アブラムシ。
ハエ。
1ミリくらいのアリ。
こわい顔の虫。
庭にいるのは、こういう地味な感じの昆虫。
もっとストロボを上手に使って、ピントもしっかり合わせて写したいのですが、とても難しいです。取り組み方が、雑なのだと思います。そのうち、三脚で固定して丁寧に写してみたいと思いました。
昨日は、人のいない鬼怒川の土手に行ってみました。よく昆虫撮影の本に、魚眼レンズを使って、昆虫を大きく、背景の景色も入れた写真が載っています。私も持っている機材で試してみることに。
OM-Dにキャノンの魚眼レンズ(8-15ミリ)を付けて写してみました。
ベニシジミ。魚眼10ミリ(35ミリ換算20ミリ)
ミツバチ。魚眼15ミリ(35ミリ換算30ミリ)
魚眼8ミリ(35ミリ換算15ミリ)
テントウムシ。魚眼8ミリ(35ミリ換算15ミリ)
魚眼15ミリ(35ミリ換算30ミリ)
マクロレンズで写すと背景はボケますが、魚眼は、背景はある程度写るので、昆虫目線のような写真になり、楽しさを感じました。
すべて、f4で写しましたが、絞るとより背景がはっきりしてくるかどうか、今度、試してみたいです。
その後、深度合成の機能を使って、野の花を写してみました。OM-D マクロ60ミリ。
2~3ミリくらいの小さい花です。まず深度合成しないで写しました。
深度合成。
深度合成なし。
深度合成。
カメラ内深度合成は、すごく便利。1秒~2秒間、電子シャッターを押したら、設定した枚数を自動的にピントをずらして撮影し、合成してくれます。Psで自分で行うと、かなり時間がかかってしまいます。そのうち、あまり動かない昆虫を写してみたいです。
最近、家にいる時間が長いので、やっとベランダに、SXSPHINXという赤道儀を運び、使う練習をしてみることにしました。極軸望遠鏡をのぞくと埃だらけ。天気に恵まれず、まだ北極星を見つけられません。スターブックの使い方はわかってきたので、観望するだけなら、使えるかもしれませんが、写すとなると大変。慣れるために、時々使うようにしたいと思います。
5D2 望遠400ミリで写した木星とその衛星。(トリミング)
プロフィール
●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)
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温かいのを通り越して暑くなってきて、昆虫たちも活発に動き始めましたよね。
それにしてもアブラムシがこんなに大きく写っているなんて、そうとうな拡大率なんでしょうね。
凄いです。
SX赤道儀の設置ご苦労様でした。
実は、ちょっと責任を感じていまして、安易に使ってやった方が供養になるなんて書き込んだものだから、大きな望遠鏡がやって来た訳で・・・。
コロナウィルスが落ち着いたら、どこかで観望会&撮影会ができたら良いですね。
アブラムシは3倍を超えるくらいで写したと思うのですが、やはり超拡大は、三脚に固定して、ピントのばっちりな写真を撮ったほうが、楽しさを味わえる感じがしました。
SX赤道儀は、eclさんが押してくれなければ、スターブックが動かなくなり、そのまま使えなくなってしまったと思うので、eclさんには感謝しています。
こういうものは、難しい感じがするので、よほど押してもらわないと進みません。
そういえば、観望するときはBORGと思っていて、大きな反射望遠鏡の存在を忘れていました。メンテから帰ってきて、箱の中。部品がわかるか、ちょっと心配で、そのままになっていましたが、使ってみようと思います。
コロナが落ち着いたら、観望会&撮影会、いいですね。