黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20230416

いよいよ明日の早朝に出発。

3か月半かかった日食撮影のいろいろな準備は終了しましたが、次男のがまだ。直前でもゆったりしている様子に、私との大きな性格の違いを感じています。今回の準備は、二人で運ぶことから、いろいろ機材を持っていくことができるだけに選ぶのがたいへんでした。
また気候が真夏のような暑い所から、秋のような所(風が強いとのこと)まであるようで、テント泊もするので服の準備も最後の最後まで悩みました。


撮影の練習もそれぞれのカメラで行い、露出の設定表をちょっとずつ作りました。そして最後に望遠鏡撮影の練習をしようと思ったら(BORGとAP赤道儀)、2月末頃、三脚の水平支点が折れているのに気づき、急いで修理に出すことに。混んでいるので修理には何か月もかかるとの話で、練習もできないし、間に合うか心配だし、三脚をもう1つ買うしかないか、SWAT300に変更するしかないかと迷って、ヤキモキしていました。

ありがたいことに、4月12日修理から戻ってきました。

さっそく戻ってきた日に、室内で組み立てや角度計の使い方の練習。

4月13日は、外で実際の撮影練習を午前と午後で2回。小さな黒点が多数。

このところ、三脚も修理中ということから、ずっと準備ばかりしていたわけではなく、ときどき花や昆虫撮影をすこし行っていました。ただそれほどそっちに集中できないため、せっかく庭に来た春にしかいないツマキチョウは見るだけになってしまいました。

3月終わりころ。もう、とっくに散ってしまいましたが鶴田沼の桜。

3月29日。西方総合公園の桜。

野生的な感じの桜でした。

4月5日。
栃木市の花の江の郷の春の植物。キバナカタクリ。

シラネアオイ。

イカリソウ。

春の花がとてもきれいでした。

うちの庭の昆虫。

いろいろなハチがいます。

アカガエルがまた卵を産みました。

今回のはとても大きい房です。前回の卵は別な容器に入れてヒキガエルのオタマジャクシに食べられないように見守っていましたが、結局育ちませんでした。なので、今回のは自然のままに任せています。餌になってしまうのも宿命というか、その役割の卵なのかもしれません。

ヒキガエルのオタマジャクシは元気いっぱいにすくすく成長しています。

旅行の準備もあったので、身近なところでの散策や生き物観察を少ししかしていません。日食旅行が終わったらチョウなどの昆虫撮影をしたいと思っています。

今日は何かちょっと緊張しているのか、リラックスにケーキを食べに行ったり、

ユーホーキャッチャーをやったり。犬や猫がこんなに取れました。

明日は、朝3時半頃のバスなので、そろそろ寝る準備をします。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“いよいよ明日の早朝に出発。” への4件のフィードバック

  1. ecl より:

    いよいよですね、日食。
    気を付けて行ってらっしゃって下さい。
    ガボンから1サロスになる2031年のハイブリッドは、南米にチョコっとかかるだけであとは海の上たったな~と、少し調べてみました。
    そしたら殆どが海の上で島などは通過無し。
    パナマに上陸しますが、既に金環となって日没滞食でした。
    そう考えると、今回のハイブリットは見逃さない選択をされた方が正解なんでしょうね。
    今更ながら、あ~無理をしても行けばよかったと後悔しています。
    貴重なハイブリット。
    南天の星々と共に楽しんできてください。
    行ってらっしゃいませ。

    • cross963 より:

      昨日、深夜パースに到着し、バスで朝から夕方まで移動し、今日はヘメリンプールに宿泊しています。長時間のバス移動ですが、食事や休憩でいろいろなところに立ち寄るので、楽しく過ごしています。天気もとても良いです。ただ、晴れが多い地域とはいっても直前になるとさすがに心配なってきました。
      ハイブリット日食ということでずいぶん張り切っていろいろな準備をしてきたので、
      今はとにかく準備したことを1つ1つ楽しく取り組みたいとだけ思っています。

  2. usachan より:

    eclさんのブログで撮影された画像を拝見しました。
    肉眼でも見えた見事なプロミネンスでした!
    私も同じ会場で、6番のテントの前で撮影していました。
    多くの人は海側に移動されてましたね。
    いずれにせよ、無事に観測が成功してホッとしています。
    来年はどちらに行かれるのでしょうか?
    楽しみは、まだまだ続きます。

    • cross963 より:

      usachan様
      日食観測地は私も公式の観測所で、柵の前、お水のタンクの横で撮影していました。
      会場の白い椅子を5個くらい運んできて、自分の領域を確保して。(笑)
      今回は次男も一緒に行くために、張り切って、すごくたくさんの機材を持っていってしまい、自分の力の出せる限りのことをしたのですが失敗だらけ。唯一BORGでの撮影がうまく行きました。肉眼では素晴らしかったですね。私は記憶が薄れないうちに、これから絵に描いてみようと思っています。
      まだ写真の大部分は見ていないし、疲れもこれからどっと来るかもしれないし、来年のことは考えていませんが、何となく、状況がゆるせば行きたいですね、メキシコあたりに。

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