黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20240818

3つの写真展

最近、いろいろな写真展に行きました。

●7月21日、小諸高原美術館で毎年恒例の海野和男先生の写真展。

海野先生の他に、何人かの写真家の方の作品も展示されていました。

いつも同じような写真しか撮れない私に、良い刺激になりました。

昆虫の顔面博覧会の作品の中で、私が特に好きだったもの。
カミキリムシの顔。

アカハネナガウンカの顔。

展覧会には、東チベット旅行でご一緒した方が、海野先生の他に2人いらっしゃいました。
旅行を振り返って、「今度はこのルートにしたら良いのではないか」、「今度はあの場所は寄らなくてよいのでは」「あの場所は良かった」とかそんな話もしましたが、ハードな旅行だったので、皆、また行きたい気持ちと、もういいか・・、という気持ちと両方あるように思います。
私も、今はまだそんな感じです。

お昼は、草笛というお蕎麦屋さんへ。

クルミそばにしました。(クルミのペーストをまぜたそばつゆにつけて食べる)

午後、美術館に戻って、ギャラリートークを聞いてから帰りました。

●8月7日 長嶋厚樹先生の写真展「星のある風景Ⅱ」

10年以上前に、栃木県内で開催された長嶋先生の写真展を見に行きました。それをきっかけに、私も星景写真をやってみることに。この頃どうしているかな、と思っていたところ写真展の案内をいただきました。

なんとか時間を作って、銀座の富士フォトギャラリーに行きました。

少しも妥協のない、メルヘンチックで、美しい色彩の作品です。(写している場所は、暗くてて怖ろしいと思いますが。)

ひときわ大きくタウシュベツ橋の作品が飾ってありました。

写真集にも。

この写真の解説。

この撮影会は私も参加したのですが、長嶋先生が言うには、私の方がもっと低体温症だったと。確かに寒いのに、あたたかい飲み物をリュックから出す気にならない、ホッカイロを袋から出すのもめんどくさくて、できなかったことを覚えています。必要なことなのにできないというのは低体温症の症状なのかもしれません。まあ、いろいろとみんなに助けられました。
長嶋先生は、水筒に熱いお湯を入れてきてしまい、今の水筒の性能の良いことを知らず、熱いままで飲めなかったと(笑)。30分の滞在時間にみんないろいろな出来事や思いがあったことと思います。

このアーチ橋のアーチの部分は、この時もいつ壊れてもおかしくない状態でしたが、つい最近壊れてしまったそうです。ちょっとさびしいですが、予想以上に長持ちしたなあと思いました。

この展覧会のあとは、桃のスイーツを食べて、

プラネタリウムを観て、(後半、寝てしまった・・)

また桃のスイーツと、幸せな時間でした。

●8月11日、フジフィルムスクエアで、「夜空にかがやく星々の記憶」という展覧会がありました。

前日に花火大会があったので東京に1泊し、翌日たまたまこの写真展があったので見に行きました。

天体写真家の沼澤茂美先生監修とのこと。

このパンフレットの表紙の写真は沼澤先生のもので、展示されていた中で一番好きな作品。

このオーロラの作品もすばらしかった。

大きなサイズで展示されていて、迫力がありました。

やはりこれだけの作品は、労力をかけて良い場所に行き、日中にイメージして構図を考え、根気よくチャンスを待たないと撮影できないもの。

こんな大掛かりな写真でなくても、私も少しはこういう感じに撮りたいとか普段から構想を持って、きちっと計画して撮影に行った方が良いのかも。
今年の後半は、ゆっくりそういうことも考えられたらと思います。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

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