黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20241230

藤井旭の天文年鑑。

昨日で今年の仕事が終わったと思ったら、ちょっと風邪気味に。昼は消化の良いうどんを、コーヒー館で、ホットケーキを食べて、のんびり。

午後は、kyoeiオリジナルの時角計算式の極軸望遠鏡の光軸合わせをきちっと行おうと室内で作業。実は極軸望遠鏡を外れないよう固定するいもねじが1個紛失していて、さらに専用のレンチも見つからなくて、困っていました。メーカーに聞いたら、海外で作っているので、取り寄せに2か月くらいかかると。注文しておきましたが、待っていられないので、似たような太さのレンチが何種類か入っているものを買ってみました。でも、微妙に合わなくて、どうにも調整できず困っていました。

別の極軸望遠鏡PF-LⅡに付属しているレンチも似たような太さに見えるのですが、合いません。そんなことで1~2時間位いろいろやってみたのですがダメで、疲れきってしまいました。

ところが、何度も確認してもなかった場所から、突然レンチが見つかりました、当然ぴったり合って、こんなに調整が楽だったなんて・・、と思いました。

外国で製造しているものは、部品の紛失には気を付けなければならないです。もう決してなくさないように、しっかりラベルを張りました。
光軸合わせはできたので、今後写したくなった時の準備は整いましたが、疲れたし、外に出たら寒くて、撮影したいという気力は失せていました。

その後、東武デパートへ。12月は忙しくて、5日発売の天文ガイドを買いそびれていました。もうこんな時期には売ってないはずなのですが、なぜが1冊だけあり、私を待ってくれていたかのようでした。そして、そばにあった藤井旭の天文年鑑をふとめくったら、

なんと、4月8日の日食を載せているページに、ウーパールーパーのピンホールと私の名前が載っているではないですか!

まったく思ってもいなかったことなので、びっくりしました。
今回のは台紙がカラフルなほう。行けなかったのにもかかわらず掲載していただいて、なんと感謝してよいやら。
光軸調整あきらめずにがんばったご褒美かな~、クリスマスプレゼントかな~、なんて思いながら、2冊+天文ガイドを買って帰りました。
これを励みに、ちょっと寒くても、めんどくさがらず撮影に出かけなくっちゃ!と思いました。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“藤井旭の天文年鑑。” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    天文年鑑へのピンホール絵画の掲載、おめでとうございます。
    それにしても凄いですね、天文ガイドか年鑑、皆既日食の度に載っている気がしますが、皆勤賞だったりしませんか?
    次回の日食が楽しみです。

    極軸望遠鏡の微調整、大変ですよね。
    そこを疎かにすると、良い結果が得られないし。
    ネジには大まかに分けてミリネジとインチネジがあります。
    普通、望遠鏡は、一番入手しやすいミリネジのISO規格のものを使っていると思っていました。
    今のVixen製は、簡単にネジも無くせないのですね。
    気を付けます。

    今年もとうとう大晦日。
    良い年をお迎えください。

    • cross_963 より:

      ありがとうございます。
      ほんのちょっとでも載せていただけると嬉しいものですね。
      2017年のアメリカの時は載っていませんが、集合写真も含めれば、皆勤賞ですね(笑)

      レンチの規格に、ミリとインチがあることは知りませんでした。もしかしてインチの方を使ったら合うのかな・・。
      この極軸望遠鏡はkyoeiオリジナルで、海外で作っているものみたいで、Vixen製ではないそうです。Vixen製の極望PF-LⅡは、ミリのレンチが使えたと思います。
      今回はレンチが合わなくて、疲れましたが、光軸調整の作業自体は最近楽しくなってきました。来年は、光軸、極軸、ピント合わせに自信を持った状態で、撮影にチャレンジできればと思っています。

      今年も本当にお世話になりました。
      良い年をお迎えください。

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