黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20180125

月食に向けての月撮影練習

1週間後皆既月食があります。楽しみにしているのですが、超望遠の撮影はぶっつけ本番では不安が残るため、昨日クリニックの駐車場で月の撮影練習をしました。犬の散歩を終えて21時頃、月は西方向にどんどん低くなっていくので赤道儀を設置を急ぎました。でも雑にならないように心掛けながら。極軸合わせは、方位磁針を使って、磁気偏角の修正もしました。それから極軸望遠鏡を覗いてみると北極星は極軸望遠鏡視野内の端っこにありました。やはり角度計と方位磁針だけではおおざっぱになります。

 

それから日中に合わせておいたファインダーを覗いて月を探しました。でも、いろいろいじって向きを変えたりしましたが、なかなかレンズが月の方向を向いてくれません。何かセッティングが間違っているのだろうか??と戸惑いながら調節しているうちに、月が写野内に入り、ほっとしました。

 

BORG107FL kissx6i ISO400 1/320 1.4テレコン  35㎜換算1344㎜ SWAT300で追尾

 

BORG107FL kissx6i  ISO100 8秒 1.4テレコン 35㎜換算1344㎜ SWAT300で追尾

何となく写りがシャープでないのはシーイングが悪かったのか、ピント合わせが甘いのか分かりませんが、1344㎜の望遠は、なかなか難しいです。テレコンはつけないで960㎜で撮影したほうが安全かもしれません。何より、昨日は「私にはまだまた実際の練習が必要だった」ということと「ファインダーを正確に合わせておくことの重要性」を実感しました。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“月食に向けての月撮影練習” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    今回も準備万端ですね。
    さすがです。
    それにBORG107FL+テレコン(GR)+APS-Cの月画像は大迫力。
    後は天候なのですが、現在のGPVでは太平洋側も微妙。
    雲が多いとピント合わせに導入と、難易度が上がってしまいます。
    私も久しぶりにBORG101ED+テレコン(GR)+APS-Cを予定していますが、雲が多かったらテレコンを外そうと思っています。
    いずれにしても久しぶりの皆既月食ですので、楽しみましょう。

  2. kurosu より:

    あわてて直前に準備するのが嫌なので、何でも早めにするほうなんです。
    何かGPV気象予報、嫌な感じですね。
    天気の事は楽観的に考えていましたが、そうもいかなくなってきました。雲の切れ間にでも綺麗に見える事を願って、ササッと良い所を写すことができると良いのですが・・。
    あとやることは、レンズやセンサーのクリーニングと月食の各段階の時刻や露出の目安を大きく紙に書くことです。やはりピンボケが心配なので、今回はテレコンは付けない事にします。
    どんな状況で撮影することになるのでしょう・・。楽しみたいです。

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