黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-
2020/ 08/ 21
最近の身近な生き物
この頃、猛暑でへとへとになりながら、身近な生き物探しや観察をしています。
●アゲハの幼虫。
うちの中庭に、クロアゲハが飛んできて卵を産んでいきました。(7月21日)
ほんの数秒、胴体を丸くして飛びながら卵を産んでいる場面が写っています。
直後に確認したら、卵がありました。
この頃、7~8個の卵があったようで、現在は、さなぎが1匹、大きな幼虫の状態のものが1匹、さなぎになるために移動して、どこにいるのかわからないものが1~2匹になっています。3匹は、残念なことに幼虫の状態で死んでしまいました。暑さのためかもしれません。
最初の卵を発見してから、10日後くらいに、新たに、生まれたばかりのアゲハの幼虫が数匹見つかりました。鉢植えのミカンの木の葉だけでは、足りなくなりそうなので、カンセキで温州ミカンの苗木を餌用に買ってきました。
その幼虫たちも脱皮をして、最近、緑色の可愛らしい幼虫になりました。
今朝の様子です。ちょっと枝を振動させてしまったら、まだ小さいのに、肉角を出して、すごい臭いを放って威嚇してきました。
肉角の色が黄色いので、ナミアゲハの幼虫のようです。
暑さでやられないようにするために、鉢植えの場所の移動を考えなくてはならないです。
●ゲンゴロウなど。
今年、大学生になったばかりの次男は、生き物が大好きで、今年もゲンゴロウ探しをしました。現在住んでいる京都には、もう20年ナミゲンゴロウが見つかっていないそうですが、栃木では、まだ生息が確認されているとのこと。そのため、お盆休みは、那須へゲンゴロウ探しに次男と長女と3人で出かけてきました。
那須高原で、水田や溜め池がある場所を見つけては、車を止めて、探しました。
最初に行ったところで、なんと、クロゲンゴロウを1匹発見!!
私は嬉しかったのですが、次男はナミゲンゴロウが欲しいので満足していません。
いろいろな水辺の生き物を見ることができました。
ミズカマキリ。
ザリガニ。
トノサマガエル?
これらは見るだけで、放してきましたが、小魚、ドジョウ、小さいエビはゲンゴロウの餌に捕ってきました。
こどもたちが、ゲンゴロウを探している間は、私は昆虫撮影をしていました。
イトトンボ。
翌日、親戚のゲンゴロウ情報をもとに、夫と次男で鹿沼の方に探しに行き、ヒメゲンゴロウとガムシとアマガエルを捕まえてきました。ナミゲンゴロウは見つかりませんでした。
ゲンゴロウ型クッキーを作ってみました。
(ドジョウや排水溝にぶら下がっていたヘビの形も作りました。)
ゲンゴロウクッキーは、喜んでもらえました。
●文鳥
この文鳥は、次男が京都で飼っているもので、置きっぱなしにするわけにはいかないので、栃木に連れてきました。
芸を仕込んだようで、手を動かすと、リズムに合わせてぴょんぴょんするので、かわいいです。
新幹線での長い時間の移動は、文鳥もストレスになるので、1か月くらいうちで飼うことにしました。そのうち戻しに行こうと思います。
今の季節は、ちょっと探せば、いろいろな生き物に出会えそうですが、暑くて暑くて今はひと休みです。もう少ししたら、また昆虫撮影に出歩きたいと思っています。
プロフィール
●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)
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先生のブログを拝見すると、子供の頃の記憶がよみがえってきます。
そうそう、ゲンゴロウって見なくなりましたよね。
そう言えばミズカマキリなんて、もう40年以上見ていない。
なにか懐かしいです。
子供の頃は近くの田んぼにも蛍がいたのですが、今は全くいません。
環境の悪化なんでしょうね。
ゲンゴロウ探しは、実は、自分が子供の頃、やりたかったことのような気がしています。
ミズカマキリは、私は初めて見ました。
ゲンゴロウは、本当にいないですね。
外来生物に食べられてしまったり、環境の悪化などいろいろ要因があるようです。
栃木は、ほかの地域と比べて、まだ稀少な生き物が生息しているらしいのですが、
どこを探せばよいのか・・、という感じです。
毎日、日課のように探しに出かけないと見つからないのかもしれません。
新潟は広いので、いる場所もあるのだと思いますが、やはり全体的には激減しているのでしょうね。寂しいですね・・。