黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20170617

昨日の太陽の追尾練習 ドリフト法

16日朝はは数日ぶりに晴れていました。朝8時頃からクリニックの屋上で太陽の追尾の練習をしました。先日ecl様に教わったドリフト法のチャレンジです。コンパスの向きの北、角度は36度に合わせておおよそ赤道儀を設置して太陽を導入しました。SWATのターンテーブルとカメラ底が平行になるように向きを合わせて、そうするとカメラの液晶画面は上は天の北、北極星の方向を向いています。そのようにセッティングして、ドリフト法をやってみました。

 

写真では左が天の北になっています。

太陽がちょっとずれるたびに調整しました。(南に動いたら西に、北→東に、西→極軸低く、東→極軸高く)

 

1回目はそのまま追尾  8分24秒追尾 矢印は動いた方向です。

2回目  2分

3回目  3分8秒

4回目  25分

5回目  29分

もともと大幅にずれていたわけではないのに、練習のため、わずかでもずれたら調整したので、極軸を煮詰めていったという感じがしませんでした。ある程度大きく極軸がずれている時の調整に適している感じがするので、あまりやりすぎるとかえって正確な極軸が分らなくなってしまいそう。また、調整の度合い等、経験が必要なので上手にできるようになるためにはかなり練習が必要なように思いました。何でもすぐには習得できないです。緯度も磁気偏角も違う場所では、一発で精度よく合わせられるかわからないので、この方法は覚えておいた方がよいと思いました。

 

毎回BORGの練習ばかり、そろそろ同時に撮影する広角や魚眼の事も、またそれだけにするかもう1つ欲張るか、双眼鏡はどうするか等考えておかなければなりません。2分19秒と長くはないのでどうしよう・・。そっちの計画がまだ決まっていません。

 

午後、はげしい雨が降ってきました。鳩はどうするのか見ていたら木の葉っぱの方に歩いて行ってみえなくなりました。

間もなく、雹がバンバン降ってきました。休憩室から眺めましたが、激しく金属の屋根にぶつかってはじけていました。

こういう変化の激しい天気は眺めている分には好きです。

それにしても蛍を見に行くタイミングがつかめないし、まだBORG自信ないし、準備しなければならない事が果てしなくある感じで

落ち着かないです。

 

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“昨日の太陽の追尾練習 ドリフト法” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    おかしなことを伝えたかもしれません。
    元々夜空用の方法なのですが、9~10時ころの太陽なら『東西、高低』の両方の移動分が複合で現れるかな?なんて考えました。
    先生が、余りにも熱心に練習されているので、何か良い方法はないか?と思った次第です。
    29分でこれだけの移動量なら、十分実用範囲かと感じます。
    双眼鏡ですが、私はケンコーの安いコンパクトな物で我慢しています。
    撮影機材優先で(笑)
    そちらではヒョウが降ったのですね。
    何か、全国的に気象が激しくなってきています。
    アメリカ日食は例年のごとく晴れてほしいものです。

  2. kurosu より:

    やっているうちにややこしくなって、修正方向が間違っていたかもしれません。でも、やってみることでいろいろな事が勉強になりました。今朝も9時前から熱心に取り組んだら、真っ暗にしか写らない、ライブビューが作動しない・・kissx6iが故障してしまい、修理センター行きになりました。やりすぎたので休憩にちょうど良いかもしれません。
    練習はひと休みして、他のカメラの時間配分などの計画を練ることにしようと思います。

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