黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-
2026/ 09/ 23
庭の小さいアゲハの幼虫
数日前、庭の小さい柑橘系の木に、濃い緑色のアゲハの幼虫がいるのに気づきました。
ただ、この木は今年あまり葉が育たず、幼虫が食べられそうな葉はわずかしか残っていませんでした。
緑色の幼虫とはいっても、まだ小さく、もっと大きくなるはずです。それなのに、餌になる葉っぱがほとんどありません。

心配になって、別の柑橘系の木からも葉っぱをちぎってきて、餌になればと思い、この木の棘のところに挿しておきました。

ところが、幼虫はそれを食べる気配がありません。

いつも同じような場所にいました。
そこで翌日、ちぎった葉っぱが幼虫の口元に触れるように置いてみました。
これなら気づいて、食べてくれるかもしれない。

その後、台風がやってきて、一日観察することができませんでした。
そして今日の午前中、見に行ってみると、木には葉っぱは一枚もなく、私が置いておいた葉っぱも、台風で飛ばされたのか、見当たりませんでした。そして、幼虫の姿もありません。
鳥に食べられてしまったのか、それとも、餌を求めて別の場所へ移動していったのか。どちらにしても、もうこの幼虫に会うことはないだろうと思い、ちょっと寂しい気持ちになりました。
そして今日の夕方、もう一度、最後にその木を見に行ってみました。すると、枝にぶら下がるようにして、蛹になろうとしている幼虫がいました。

午前中に見たときには、何もなかったと思うのですが……。いつの間に戻ってきたのでしょう。
また、もっと大きくなってから蛹になるものだと思っていたので、「もう蛹になる時期だったんだ」と、ちょっと驚きました。もう会えないと思っていたので、また見つけることができて、ちょっと嬉しくなりました。
幼虫が多少小さく見えても、餌がないように見えても、意外と自分で何とかするものなのだな、と感じました。
アゲハにしては、とても小さな蛹になるのではないかと思います。無事に蛹になって、そして蝶になれるかどうか、この後の経過も、時々見ていこうと思います。
プロフィール
●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)
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