黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20241104

奥日光でやっと星撮影 渋滞と機材の不具合

昨日は、日曜日、新月期、GPV気象予報で奥日光が安定した快晴のため、星撮影に行くことに。18時半ころから天の川と紫金山・アトラス彗星、その後アンドロメダ大銀河撮影を予定していました。

ところが、17時ころ、もう夕方でこの時間からは紅葉は見えなくなるというのに、いろは坂は、入る手前から渋滞・・。

事故でもあったのだろうか?途中から動くのかな?と思っていましたが、結局ずっと渋滞のまま。坂道の渋滞に耐えられなくなって故障した車があちこち止まっていたり、トイレなどで路肩に駐車する車などで、ひどい状態でした。3時間40分もかけてようやく戦場ヶ原へ。紫金山・アトラス彗星は無理でした。

三本松園地は今までにないほど、星撮影をする人たちがたくさんいました。駐車場も車でいっぱい。
星空も雲1つなくクリアできれいでした。


やっとGFXとAP赤道儀で撮影の準備をしました。ところが極軸望遠鏡内の照明がほとんどつかない状態!接触が悪いのか電池が切れそうなのか・・。電池は新しいものに変えて入れっぱなしですが、そんなに経っていない、そのくらいでなくなるのか??とにかく、かすかに照明がついたときにおおよそ合わせましたが、よく練習したいポイントなのに、きちっとできず、がっかり・・。

撮影開始したのが21時少し前。
GFX100Ⅱ(32-64)32ミリ ISO1600 f4.0 120秒  AP赤道儀

ソフトフィルター付けた時 プロソフトンA

GFX100Ⅱ(32-64)32ミリ ISO3200 f4.0 60秒  AP赤道儀

ソフトフィルター付けた時 プロソフトンA

GFX100Ⅱ(32-64)64ミリ ISO3200 f4.0 60秒  AP赤道儀

ソフトフィルター付けた時 プロソフトンA

GFX100Ⅱ Canon(100-400)200mm? ISO2000 f5.6? 240秒  AP赤道儀

GFX100Ⅱ Canon(100-400)400mm ISO4000 f5.6? 120秒  AP赤道儀

GFX100Ⅱ Canon(100-400)400mm ISO4000 f5.6? 120秒  AP赤道儀

GFX100Ⅱ Canon(100-400)400mm ISO4000 f5.6? 60秒  AP赤道儀

おおざっぱな極軸合わせでスタートしたので、なんだか気持ちがのらないまま、いろいろ試してみました。風景も良く、きれいな星なので、星景写真も写すとよさそうとおもいましたが、渋滞の疲れ、機材の不具合、寒さから、そこまで気力が出ず。

今回、GFXの特性として、星は細かく写る、赤色が写って華やかということは、確認できました。

これから照明器具の不具合を解決して、ちょっとずつでも前進したいものです。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“奥日光でやっと星撮影 渋滞と機材の不具合” への2件のフィードバック

  1. ecl より:

    まずは、写真展の入選、おめでとうございます。
    こういう旅行の作品が選ばれるって、旅の締めくくりみたいな気がして良いものですよね。
    日食は残念でしたが、レアなツアーに参加されて良かったですね。

    そして、星空撮影遠征、お疲れさまでした。
    極軸設定が怪しいと言いながらも、けっこう綺麗に写っているではないですか!
    極軸望遠鏡の明るさが足りないとのことですが、何かボリュームがあって微調整できたりしませんか?
    次回までに解決したいですよね。
    それにしてもGFXで撮ると、さすが中判!といった感じで、星が超微細で凄いの一言です。
    代わりに、400㎜なのにM31が小さいこと!
    これを星景に使ったら凄いのが撮れそう。
    それに、さすがFUJIのカメラですね。
    改造しなくても赤が良く写って羨ましいです。
    どんどん使ってやってください。
    ただ、星撮りは、体調と気持ちが乗らないときは無理をなさらないことが長続きのコツだと思っています。
    なにしろ、寝る時間を削るんですものね。
    ゆっくりと楽しまれてください。

    長々と失礼しました。

    • cross_963 より:

      ありがとうございます。
      写真展はゆるい審査と思いますが、こういう締めくくりはうれしいです。
      他の人の作品も観たいし、12月に展覧会に行くのが楽しみです。
      星の撮影は、時角計算式の極軸望遠鏡にしてから、北極星がわかりやすくなり、苦手を少しずつ克服しつつあります。極望の照明ってこういう不調が多いような・・。
      いろいろ微調整して、安定して使えるようになるかまずはやってみます。
      今回、こういう暗いところで、星を写すのにGFXを使うのは初めてで、やっと広角から望遠まで、性能を確認できました。これも横手山での研修のおかげです。これから、このカメラを使うときは、どのような感じのものを写したいのかイメージしながら、丁寧に写していきたいと思いました。ゆっくりペースで楽しみます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

月別アーカイブ