黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20260728

天空のチョウ パルナシウス 展覧会

7月1日に、とちぎ昆虫愛好会主催のミドリシジミ観察会が日光で開催されることを知り参加してみました。
集合場所に行ってみると、雨が強くなり中止になってしまったのですが、せっかくだからと愛好会の方が観察予定場所まで案内してくれました。山の奥地で、とても自分では探せないような場所でした。今年はもう時期が過ぎてしまったので、来年、探しに行ってみようと思っています。

その時に、愛好会の一人の方が、パルナシウス展覧会を行うとのお話されていました。先月、私が大雪山に登って探しに行ったウスバキチョウ(見つからなかった)もパルナシウスの1つです。それはぜひ見たいと思って、7月15日に那須野が原公園に行ってみました。

入り口にあったポスターです。

いろいろな種類がいるものです。大きさや紋の感じも様々。私が大雪山に探しに行ったチョウは上から2列目の右から2番目。

まず最初、入り口にあった標本を見て、「切り絵?印刷物?」と感じてしまいました。何度も見て本物の標本であることがわかりました。それほどピンと翅がまっすぐで、完璧な美しさだったのです。
自然があまりにも完璧だと、人間は逆に人工物と錯覚することがあるのだそう。そういえば、チリの皆既日食の時のベイリービーズを見た時も、同じような感覚になったことを思い出しました。

チョウの標本とそれぞれの生息地の写真がありました。

どのチョウも雪が残っているような荒々しい高山に住んでいるようです。
愛好会の方が、「パルナシウスを探すのは、お金と命を失う」と言っていたのを思い出しました。世界各地4000メートルくらいの高山にいるのですから、探すのはたいへんです。入れない場所もたくさんあることでしょう。

このヒマラヤの青いケシの写真は素敵です。
チョウも青いケシも両方見れたら最高。

これはウスバキチョウ。

来年か再来年か、またチャレンジできるかな・・。

標本だけをを飾るのではなく、このような人文学的に展示も行っていました。

親しみやすく、美しく感じます。

パルナシウスは、特に中国に多いようですが、ユーラシア大陸の寒冷地や高山帯(アジア~ヨーロッパまで)に広く分布しているようです。

大きさも紋も、世界にはいろいろなパルナシウスがいるものだと、興味深い展示でした。どの種類にしても本物を見に行くのは難しいです。せめて入り口に貼ってあったポスターが欲しいなと思いました。探したら、昆虫文献六本脚というお店で販売していました。

早速購入して、診察室の入り口に飾っています。

那須野が原公園での展覧会は終了し、今は日光だいや川公園で8月17日まで行っているようです。時間があったら、もう1回見に行ければと思っています。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

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