昨日、メキシコで皆既日食がありました。私も観に行く予定でしたが、2週間前に骨折してしまったため、中止しました。ちょうど骨折した頃、何回か日食ツアーでご一緒したことのあるM様ご夫妻から、たまたまメールがあったので、参加できなくなったことを伝えたところ、ピンホールの絵を持っていってくださると。ふいに思い出してメールをくれたようですが、何と良いタイミング！

ピンホールの絵は、3月半ばころ、2日間くらいで作成しました。この生き物は、ウーパールーパー
（メキシコサラマンダー）です。

投影する紙は、白い画用紙とその裏面には、メキシコっぽくカラフルな色画用紙を貼りました。両方で投影できるように。

このピンホールの絵は、M様ご夫妻に、道祖神さんのツアーでメキシコのデュランゴに連れて行ってもらいました。デュランゴでは、観光局のインタビューがあったそうで、その時にもこの絵を披露してくれたと。

日食観測地は、山の上にあるロッジにようなホテルの周囲です。送ってもらった日食前日の写真です。雲が多く、この写真を見て、とても心配になりました。ツアーの人達はどんな気持ちでいたことでしょう・・。

メキシコらしい趣のある建物、見晴らしの良いありのままの自然の風景、私はこういう場所がとても好きです。

日食は現地時間の4月8日の昼頃。日本時間は4月9日の未明でした。ライブ中継がいくつかあったようで、気になってはいましたが、眠いので見ないで寝ました。

朝起きて、M様から連絡が。日食はバッチリ見えたと！
そして画像が送られてきました。私の作ったピンホールの絵を投影した写真です。

ピンホール法で、絵をシャープに、歪まないように投影するのは、けっこう難しいのですが、きれいに投影、撮影してくれていました。

参加予定だったツアーが、天気に恵まれ、きれいな皆既を見ることができたことを知って、ほっとしました。きっと皆さま、すがすがしい気持ちで、楽しく過ごされていることでしょう。

ピンホールを使っていただいて、私もちょっとだけ参加した気分になりました。感謝です。