黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-
2016/ 12/ 03
ベランダで星空撮影の練習
昨日は家のベランダで、星空撮影の練習をしました。光害地なので、いつも明るいオリオン座が被写体になります。ベランダからは屋根に付いているアンテナのすぐ上に北極星が見えます。なので極軸望遠鏡で合わせるのにアンテナが目印になり、慣れていない私の練習には好都合ですが、遠征に出た時には、合わせた星が北極星という確信が持てるかどうか自信がありません。先ずは広角24㎜でオリオン座を写してみました。
5DマークⅡ ISO640 38秒 f5.0 24㎜Lee ソフトフィルター№3 SWAT300
次に望遠でスバルを写しました。560㎜は無理し過ぎ。極軸は正確に合わせたつもりでも、望遠では星は流れていました。でも、今の私にはこれが精一杯。
5DマークⅡ ISO1600 68秒 f8.0 400㎜+エクステンダー1.4 ソフトフィルター SWAT300
次に、クロスフィルターとソフトフィルターを重ねて、スバル。
5DマークⅡ ISO1600 54秒 f8.0 400㎜+エクステンダー1.4 SWAT300
次にオリオン大星雲。
5DマークⅡ ISO1600 71秒 f8.0 400㎜+エクステンダー1.4 SWAT300
望遠の写真はすべてPsで明るさなど補正、トリミングしました。いろいろ、また問題が見えてきました。①望遠レンズのピント合わせが難しいこと②広角はf1.4の単焦点レンズのピント合わせは、液晶で複数の星がキラキラ見えて合わせやすいのですが、f4.0のズームレンズでは、キラキラした星があまり見えずとても合わせにくい。③5DマークⅡはよいのですが、kissx6iで星のピント合わせをする時、5~10倍にすると液晶画面が粗くて、とても星のピント合わせができない。太陽や月には使いやすいのですが。
あまり望遠は無理をせず、広角メインで、そろそろ景色のいい所に撮影練習に行きたいなと思っています。やはり極軸合わせが一番の課題です。でも、寒いし夜は疲れているので、昼から計画していないと、なかなか行けないです。
プロフィール
●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)
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いよいよ本格的に望遠撮影始動ですね。
200mmを超えたあたりから、極軸設定がシビアになってきます。
初めてで(2回目でしたっけ?)ここまで撮れれば十分ではないでしょうか。
新たな問題はピントですね。
ちょっと長文になります。
まず、以前の私の方法です。
できるだけ明るい星(1等星)を画面中央に導入します。ライブビューで液晶拡大率を最高にします。
ピントリングを前後させると、ジャストピントの部分で星の色がレンズ色収差によって微妙に変わります。
そこを探していました。
最近の私。
長焦点は全てバーティノフマスクを使ってピント合わせをしています。
(検索してみてください)
これは確実です。
但し、焦点距離が短いと、像が小さくなるので使い辛くなります。
広角は、やはり明るい星を中央に導入してピントリングを前後。
星が一番小さくなる部分を探ります。
広角はバーティノフマスクが使えないので、今でも、ある程度適当です。
いずれも、とにかく中央に明るい星を導入(惑星のような面積のあるもの以外)して行った方が楽です。
いつか、みんなで撮影会やりたいですね。
広角から望遠までピント合わせのポイントを教えていただきありがとうございます。
バーティノフマスク、検索してみました。
こういうものがあるとは、知りませんでした。
望遠レンズのピント合わせの時は、視力の問題なのか、星が三つ葉のような形に見えてしまって困っていました。使ってみたいと思います。
この頃はすっきり晴れる日も増えてきました。
栃木は雪も少ないですし、関東の中では暗いので、
是非、同好会の皆さまと遠征にいらしてください。
皆で撮影会をすると、暗闇もこわくないので、集中でき、疲れたらコーヒータイムで、楽しいでしょうね(^^)