黒須瑞枝のブログTreasure hunt in nature
-あちらこちら宝探し-

20190720

チリの8日間ツアー 3日目、4日目 皆既日食の前日、当日の様子

民宿に来て、最初の朝、門の外に散歩に出かけました。方向音痴の私でも、さすがに道に迷うことはなさそうなので、ちょっといろいろ歩いてみました。

 

このような絵が描いてある壁が所々にありました。チリらしい感じです。

 

川に行ってみました。石を拾っている人がいたので、私もチリの記念に石を1個拾いました。川の水を触ったりと、のどかな時間でした。石を拾っていた女性は、手のひらいっぱいの石を見せて話しかけてくれましたが、スペイン語なので全く分かりません。私は片言の英語で、少しでも話す努力をしたのですが、ここでは全く英語を使ってくれることはありませんでした。

 

昼食後、午後は、日食観測会場に下見に行きました。歩いて1キロくらいのパークゴルフ場で、他の国の観測者も来るので、観測場所は割り当てになっていました。私はサボテンと一緒に写したいと思っていました。そこは私たちのツアーが使ってよい場所だったので良かったです。

 

やはり下見の時間があると助かります。構図を考えたり、日食のイメージがつくので安心です。

ここは、日中は半袖でもよいくらい温かくなりますが、日が沈むと急に寒くなります。

 

日食の前日で、いろいろ機材の準備もあり、そわそわした気分でしたが、夜は星空撮影会。車で、郊外の見晴らしの良い暗い場所に連れて行ってもらいました。この時は、天の川をパノラマ合成するための写真をメインに撮りました。

 

7月2日、日食当日です。天気は快晴。車の中は、みんなの観測機材でいっぱいです。

 

民宿の飼い犬も見送ってくれているよう。

 

観測場所に着いて、早速機材のセッティングに取り掛かりました。午前中から作業をして、昼食は奥のほうに、とても素敵な昼食会場が用意されていましたが、カメラの準備が途中なため、気が気でなくて、せっかくのゴージャスな空間と食事を楽しむ余裕がありませんでした。

私の超望遠用BORG(右)、広角(左)、動画用コンデジ(前方)です。荷物が散乱。

 

魚眼はサボテンのそばに置きました。

 

こういう構図です。ちょっとピントが甘く、構図の工夫が必要かも・・と後で思いました。

 

時々、外国人が、私の機材を写しに来ました。(ここでは私も外国人ですが。)

 

いろいろとセッティングでは躓くことがあり、手伝ってもらったり、教えてもらったりしながら、ある程度、時間的余裕をもって準備を済ませることができました。

 

セッティングが済んだ安心感からか、気が抜けて、広角、魚眼の撮影が、自分の決めたスタートの時間を、30秒ほど過ぎてしまって、ちょっとショック。

 

雲1つない中、第1接触がはじまりました。

 

部分日食中の周囲の様子です。後ろ側は、外国人の観測グループ?日本人ほど、撮影に熱心な感じではなく、眼視する人のほうが多いよう。大きな白いテントは、今回の日食用に設置したそうですが、見に行く余裕はありませんでした。

 

鳥がいました。

 

後方にきれいな山。

 

皆既10分前くらいになると、急に涼しくなり始めました。ここからBORGのピントの再確認、広角、魚眼の設定変更など、忙しくなりましたが、予想以上に設定変更に時間がかかり、頭の中が真っ白になりそうでしたが、あきらめず頑張りました。ただ、コンデジの動画のボタンを押すことは全く忘れてしまいました。

 

第2接触直前には、予定通りBORGに集中できる体勢になり、眼視しながら、撮影をしました。風があり、外部コロナのぶれが心配でしたが、すべて問題ありませんでした。

 

ダイヤモンドリング。

 

プロミネンスをトリミング。シンチレーションがやや悪く、太陽辺縁は毛羽だっていますが、ピントは合っているので、私としては満足。

 

広角のダイヤモンドリング。皆既中の空は、眼視で低空に金星が、左側にはシリウスともう1つ星が見えていました。

 

今回は、今までの日食観測の中では、まずまず眼視もできたと思っています。途中双眼鏡のフィルターの外し忘れがあり、20秒くらい時間をロスしてしまったことが悔やまれます。

 

一番印象に残った第3接触。肉眼では、ルビー色をしたダイヤモンド?を超えたこの世にはない宝石のように見え、光が、あまりにもクリアで美しいので、作り物かと思ってしまうほどでした。写真では表現できませんが、この時の光景が、今回の日食の一番印象的な部分でした。

 

後ろを振り向くと、シャドーバンドが、はっきりと波打って、地面にゆらゆらと映っていました。

あまり眺める時間もなく、広角、魚眼の設定変更に戻りましたが、明るいものを見ていたので、目もチカチカして、レリーズの数字が見えにくいし、疲れてへとへとで、やっとでした。

 

後半の部分日食が山に隠れるまで、最後まで見届けて終了しました。

 

片付け。日食が終わり、太陽が沈んで、寂しい感じ。

 

 

夕食後、写した写真の確認をしたり、荷物の整理をやっていたら、あっという間に寝る時間。でも寝付けないので、星を少し写しました。

 

3日目、4日目が終了しました。

プロフィール

●黒須瑞枝(皮膚科医)
●出身地:北海道 
●出身校:獨協医科大学
●趣味:旅行、写真(昆虫、植物、生き物、風景、日食、月食、星空など、自然のものなら何でも)

“チリの8日間ツアー 3日目、4日目 皆既日食の前日、当日の様子” への4件のフィードバック

  1. 清水繁行 より:

    チリの8日間ツアー 3日目、4日目 皆既日食の前日、当日の様子、街並みの風景、日食や天空の撮影風景、素晴らしいですね。また、どれも夢の様な世界の、皆既日食写真、天空写真、ダイヤモンドリング、プロミネンス、など素敵な写真ですね。素敵な写真を見せて頂きありがとうございました。大変お疲れ様でした。

  2. kurosu より:

    清水繁行様
    長いブログ、見ていただいてありがとうございます。
    日食旅行の面白いところは、海外でも普通、観光では行かないような場所に行くことで、そこの土地を楽しんできています。今回の一番の目的の皆既日食を快晴の中、観測することができました。皆既日食は、写真だけでは伝えるのがむずかしい部分がありますが、本当に神秘的で、私が初めて体験したアフリカでは、コロナを見た時、急に別の世界にいるような感覚になり、この世にこのようなものが存在していたなんで・・と、とても驚きました。それ以後、夢のような一瞬を観るために、大変な労力を使っても行っています。

  3. ecl より:

    日食前日と当日の様子が良く分かります。
    チリの建物って、この手の絵が描かれているのが多いのでしょうか?
    アルゼンチンではあまり見かけませんでした。
    OM-Dのプロミネンスの発色、綺麗ですね。
    羨ましい写りです。
    シンチレーションが悪いので、余計にピンク色が拡散してそう写ったのかな?
    ケアンズのときもかなり悪かったですよね。
    なにか7年前を思い出しました。
    日食に、星空に、充実した2日間でしたね。

  4. kurosu より:

    ecl様
    チリではこういう感じの絵を、いろいろなところで見かけました。星を描いてあるものもあり、やはり星がよく見えるところなので、チリの人たちは、星に親しんでいるのかな・・と思いました。
    ケアンズの時は全く見えなかったので、プロミネンスがどんな感じであったのか分からないのですが、
    アメリカの時のプロミネンスと比較してみると、アメリカのは、もうちょっと繊細に写っていました。
    色は前回使ったkissx6iは、サーモンピンク色な感じで、今回のOM-Dほうが鮮やかなピンク色、
    色の違いはカメラの機種によるのでしょうか。
    今回の眼視に近い色は、OM-Dの色のような気がしました。
    シンチレーションが悪いために、眼視でのプロミネンスが、よりきらきら瞬いて見えたのかもしれないと思ったり、今回の日食も良い思い出になりました。
    日食に星空にと、機材の準備が忙しかったり、スマホなど必需品が壊れてしまったかな・・と、焦る出来事もありましたが、いろいろあっても充実していました。

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